月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • もっか、介護食士3級にチャレンジ中

    コラム

    2004.08.01

    皆さんは介護食士という資格をご存知でしょうか。
    それは、(社)全国調理職業訓練協会が「要介護者に応じた調理の知識と技能の向上」を目的としてつくった資格でありまして、本格的な高齢化社会に適した資格として今脚光を浴びております。
    私が受講しているクラスは、栄養学校の生徒さんたちを除くと、45名中男性たった2名ですが、中年パワーで頑張っております。仕事柄嚥下関係の商品知識は持っておりますが、いざ調理実習になってみますと甚だ頼りないものでして、調理半人前試食二人前と情けない限りであります。
    まだ講座の途中でありますが、介護食の基本は何と言っても愛情のこもった調理でしかありません。
    愛情の源は相手を思いやる心です。いまさらながらに現場で働いておられる方々の仕事の大切さを実感しつつ、遠い昔の学生気分を謳歌しているこのごろであります。





  • ちょっと難しい話し

    コラム

    2004.07.01

    「幸福の条件」
    世の中が平和で 人生の目標を定め
    健康で長生きして よい師よい友よい書物に出会い
    よい伴侶をえて 自分の仕事が充実発展し
    社会に分相応の奉仕ができて よい後継者に恵まれ
    家中が健康で家内繁栄する
     この詩「幸福の条件」は私が27歳で事業を始めた頃、大変お世話になった方が生前に日頃の胸中を書かれた詩であります。当時その方は大勢の社員を抱えた会社の社長をしておりましたが、私から見ても決して偉ぶることなく、いつも謙虚でそして素直な言動に親しみを感じておりました。私はこの詩が好きで時々自分の価値判断が迷った時に思い出し自分のい礎としております。思い起こせば、小学校の国語の宿題でいやいやながら書いた時以来、詩を書いたことがありませんが、何か普段の生活の中でちょっとした気づきをメモ書きしておいてそれを自分の言葉として書き上げると素直な詩になるのかもしれませんね。
    共に忙しい一日、初心に帰ってペンを走らせてみませんか。




  • おふくろの煮物

    コラム

    2004.06.01

    「今日のおかずなーに?」「煮物だよ。」
    いつもながらの我が家の夕食のおかずの会話であります。
    女房も当社に勤務しアールエスを担当しているので、週末を除いて夕御飯はおじいちゃん、おばあちゃんそして子供3人(高校2年・中学2年・小学4年)の5人の団らんとなっております。
    子供たちはハンバーグやスパゲティーが食べたいと思っているようですが、残念ながら純日本食です。わが家もそうですが日本の食生活は少しずつ欧米化し、日本古来の食文化が少しずつ減ってきているのは少し寂しい気が致します。大根、にんじん、しいたけ、ごぼうなどなど季節の野菜をたっぷり入れた煮物は最高のバランス食であります。私にとってはビールのつまみであり、常におふくろの味を満喫しております。子供たちは多少ものたりなさを感じているようですが、これから大人になった時に「あの頃のおばあちゃんの煮物美味しかったね。」と思える時がきっとやって来ると思います。そして更に、彼らが家庭をもったときに日本食の素晴らしさを親が子に伝授できたら良いなーと感じています。今日の煮物は何かな?今から楽しみです。