月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • ​​-第201号-今年も感謝・感謝(2021.12)

    コラム

    2021.12.01

    今年も最後の最後までコロナ、コロナの一色に明け暮れた一年になりました。皆様の一年はいかがでしたでしょうか。弊社は、このような時勢においてピンチも多くありましたが、その逆にチャンスを発掘することができました。今号は、ピンチだからこそチャンス到来といった話をさせていただきます。どうぞ最後までお付き合いください。


     まず、今年のコロナ禍において弊社の一番のピンチは、営業社員がお客様を訪問することができなかったことだと思います。一年の半分以上は外出することができず、在宅勤務や内勤を余儀なくされました。お客様によっては、弊社営業社員と一度も会うことができなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。創業41年の中で初めての経験です。弊社にとって訪問営業ができないということは致命傷であり、途方に暮れた時期もありました。しかし、人間切羽詰まるといろいろな事を考えるものでありまして、一例を挙げますと「営業に電話をいただければ5分以内に返信します」「一斉FAX送信で情報や新製品のご案内をお届けします」など、営業が訪問しなくてもお客様にご迷惑をおかけしないような代替え案を生みだしたのです。しかし、一定の効果はありましたが、所詮小手先の改善に過ぎませんでした。そこで思いついたのが会社の根幹からの改善です。つまり、会社の経営理念を見直すということであります。


    弊社の理念は、「私たちは、食文化を通じて健康への提案企業を目指します」とあります。それをどのようにしたら有事の時にも健康を提案できる企業として進化できるか模索したのです。お客様にもっともっとご満足いただける会社づくりを目指しました。そのために今までの営業活動を一つ一つ洗い出し、良い点はさらに伸ばし、悪かった点は改善するといった具合でまとめ上げました。今後の具体的方針につきましては、改めて担当営業よりお話しさせていただきます。これを機会に本格的に導入してまいりたいと思います。もう少々お待ちください。お客様から「かゆい所に手が届くようになったね」「新情報が来るのが楽しみになった」などと言っていただける真の提案営業を目指してまいります。是非今後にご期待いただき引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


     そして、末筆ではございますが、2022年が皆様にとりまして素晴らしい一年になりますことを心より念じております。本年もご愛顧いただき誠にありがとうございました。
    今後も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。

    私「今年もコロナ、コロナの一年だったね」
    妻「本当だね、来年は良い年でありたいね」
    私「本当だよ!早くひまちゃん(孫)に会いたいね」
    妻「本当よ、今から楽しみ!」

    今号は残念ながらオチはございません。お粗末様でございました。


  • ​​-第200号-年賀状(2021.11)

    コラム

    2021.11.01

    今年も早いもので年賀状を書く季節がやってまいりました。皆さん年賀状書きはお済でしょうか?

    「いやいや、年賀状はもう書いてないよ、LINEよ」という方もお気づきでしょうが今号は年賀状にまつわる話でございます。どうぞ最後までお付き合いください。


     さて、年賀状の発行枚数は年々減少傾向にあり、それに代わってメールやSNS等でのやり取りが増えてきたそうです。私も最近それらで年始の挨拶を頂くこともあり、「時代だなぁ」と改めて実感するところであります。しかし、文明がいくら進んでも一年に一回ぐらい手書きの年賀状を送ったり、頂いたりする習慣があっても良いのではないかと思います。今号は私の年賀状の効用と言いますか、書いて良かったなぁ、あるいはもらって嬉しかったなぁという便りをいくつかご紹介させていただき、何かを感じていただければ幸いでございます。


     まずは、弊社にいた元社員からの年賀状です。「社長、お久しぶりです。お元気ですか。おかげ様で子供達もこんなに大きくなりました・・・」と子供達の写真入りの年賀状が届きました。私も思わず「あれ!こんなに大きくなって、〇〇君によく似ているね」と顔をほころばせながら〇〇君に思いをはせました。


     次に、あるメーカーの方からは「在職中は大変お世話になりました。昨年定年になり、ボランティア活動に専念しています。またお会いできる日を楽しみにしています」と、現役時代には想像もできなかったようなことが綴られこれまた嬉しさがこみ上げてくる年賀状でありました。


     また、中には30年以上お会いすることが出来ず、年賀状だけでやり取りしている方もおります。「子供達もすっかり成長し、今は夫婦二人の生活です・・・」などと綴られ、我が家と同じだなぁとしみじみとした気持ちになります。


     私にとって年賀状は限られたスペースではありますが、新たな発見があったり、心が温まったりと一枚一枚に手間と思いが込められ、その人とのつながりを実感できる大切なものです。これからも年賀状を通して「お元気ですか。お会いしたいですね」とデジタルでは伝えきれないリアルな思いをお届けできれば嬉しい限りであります。

    ただ、今やSNSでお互いの近況が手に取るようにわかる時代であります。固定電話に代わって携帯電話、手紙に代わってメール等々数えたらキリがありませんが、これらの文明の利器を最大限活用しながら、日本古来の伝統文化を継承することが出来ればこの上ない喜びではないでしょうか。今号はそんな思いで書かせていただきました。


    今号も最後までお付き合いいただきありがとうございました。今号も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。

    私「〇〇さんの子供さん大きくなったね」    
    妻「本当ね、あっという間ね」
    私「よーし、今日は年賀状書くぞ!」
    妻「お父さん、字が乱雑だから丁寧に書かないとダメよ」

    お粗末様でございました。


  • -第199号-草むしり(2021.10)

    コラム

    2021.10.01

    皆さんこの写真を見て誰だかお分かりになりますでしょうか?一心不乱に草むしりをしているのが私でございます。秋に向け、更に一層精を出しているところでございます。今号は「草むしり」と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


     以前、我が家の草むしりは私の父と母が担当しておりました。当時私は草むしりに全く関心が無く、今考えますと本当に親不孝だったなぁと思います。しかしそんな私が今では一心不乱に草むしりに向き合うなんて、人生分かりませんよね。

    そのきっかけは「5S」に取り組んだことが始まりでした。「5S」とは皆さんご承知のように「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字のSをとったものでありまして、普通に整理整頓や清掃をやることではなく、それらに組織をあげて取り組み、徹底してきれいにする活動を意味します。この活動に弊社は20年前から取り組んでおります。取り組みをスタートしたきっかけは、今とは違った「5S」とは程遠い弊社の職場環境にありました。


     デスクの上はいつもうずたかく書類が積み上げられ、物で溢れておりました。それらを一新しようと取り組んだのが「5S活動」だったのです。当初は試行錯誤ありましたが、幸い社員の協力に恵まれ、職場が一新して行きました。うずたかく積まれていた書類も今ではすっかりご覧の通りです。物流センターも同様に商品が乱雑に置かれていましたが、こちらもご覧のように見違えるよう整理整頓され現在に至っております。その気になれば何でもできるものだと改めて実感した次第であります。 


     また、それらの過程を踏んできたことによる二次効果も生まれました。それは、本社のある工業団地内を全社員で毎週清掃するようになったのです。こちらも今ではピカピカの公道となり嬉しい限りです。少しは社会貢献の真似事が出来ているのではないでしょうか。今後も続けていきたいと思います。


     そして、この「5S活動」が我が家にも一連の効果がありまして、私の「草むしり」に行きついた次第であります。草むしりもやってみると意外と面白く、根こそぎ取れた時などは何とも言えない満足感に浸ることができるのです。今や週末はもっぱら草むしりDAYでありまして、良い汗をかいております。皆さんも是非トライしてみてはいかがでしょうか。今号は「草むしり」と題しましてお送りいたしました。今号も最後までお付き合いいただきありがとうございました。今号も夫婦の会話で締めたいと思います。


    私「庭の草むしり終わったよ」 

    妻「お父さん、きれいになったね」

    私「良い汗かいたよ!」 

    妻「お父さん、今度は家の中もやってくれると嬉しいなぁ!」

    お粗末様でございました。

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