月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • 人生楽しんでいますか?(2012.12)

    コラム

    2012.11.30

    女房「お父さん行ってきます」「帰りは今週末ね」「じゃよろしく」
    私 「気をつけて!」

    この出だしでの会話は、先日女房を送り出した時の一コマです。ここで皆さんはたぶん「観光旅行でも行ったのかなぁ」と想像されると思いますが、実はなんとスキューバーダイビング挑戦に行ったのであります。

    これはあくまで独り言ですが、来年還暦を迎えようとしている私より一回り以上若い彼女は、まさにただ今青春真っ盛りと言ったところでしょうか、聞いてみると子供の頃からやってみたいスポーツだったそうであります。いつか子供から手が離れたらチャレンジしてみたいと密かに準備を進めていたのであります。

    私が4~5年前ある大病をしたことをきっかけに、夫婦で「人生は二度無いし、互いにやりたいことにチャレンジしよう」と話をしたのが事の始まりですが、「えぇ早いね」であります。今では、なんとピアノに始まり水泳、ドラム、お菓子作り、音楽鑑賞、そして今回のスキューバーダイビングと怒涛の如く趣味の領域を広げております。私が傍から見ていても毎日がいきいきと輝いて人生を楽しんでいる様子でありまして、こちらが色々と教えられることも少なくありません。

    それじゃ私自身はどうなのかと言いますと、「人生楽しもう」と言った割には趣味の領域もまだまだ半人前であります。今まで仕事一筋40年の人間から脱皮できず、中々舵取りがうまく行きません。これからは女房をお手本に、オフの時はできるだけ仕事の事を考え無いように心掛け、精神的にゆとりのある生活を実践し、人生を楽しんで行きたいと思う今日この頃であります。

    女房(絵文字入りのメールで)「冷蔵庫に焼き魚、肉じゃが、サラダが入っています。焼き魚と肉じゃがは温めて食べてください」「9時ごろ帰ります」
    私 「ヨーシ今年もやるぞ、恒例環状線ウォーキング」

    次回お楽しみに!


  • 光る交通指導員さん(2012.11)

    コラム

    2012.10.31

    「おはよう」「おはよう御座います」
    「一列になって渡って・・・・」
    「ありがとう御座います」

    今回はさわやかな朝のあいさつでのスタートです。実は私が毎日通勤している途中に小学生の通学路となっている歩道がありまして、そこを渡る小学生に毎日交通誘導しているご婦人(指導員)の方がいらっしゃるのですが、その方のお話をさせていただきます。

    その方は年のころ60歳代ぐらいでしょうか。いわゆる「気さくな近所のおばちゃん」と言った感じでありまして、私も思わず毎朝「おはよう御座います。ご苦労様です」と声をかけております。その度に、すかさず「ありがとう御座います。いってらっしゃい」と小気味良い返事が返って来て、それだけでその日一日清々しく過ごせるような気がします。

    さて、ここで好奇心の強い私はふと思いました。このご婦人暑い日も寒い日もそして雨の日も風の日も一日も休むことなく、子供たちのために毎日交通誘導していますが、そのエネルギーはどこから来るのでしょうか。私などの生活スタイルからは想像も出来ないことでありまして、頭の下がる思いであります。

    毎年秋になると、社会に貢献した方々に国から文化勲章が授与されます。それはそれで大切なことでありますが、例えば身近な制度として庶民感覚で社会貢献者に勲章を授与できる制度があったら面白いと思いますがいかがでしょうか。それは「利害を超え損得を抜きにした、本心から人に尽くしたことに対する表彰制度」であります。

    長期に亘り、寄付行為をした人、町のごみを拾ってくれた人、身分相応の公職を務めた人等々たくさんの勲章制度を作りそれぞれを称えるのです。いいじゃありませんか。町が明るくなりますよね。こんな制度を作ってもっともっと住み良い町にしたいものですね。これから私も指導員さんを見習って、この制度が出来た暁には一番で表彰されるよう、これからも精進したいと思います。明日からの「ご苦労様です」の声が一段と大きくなりそうです。

    追伸
    最近、お客様ご訪問の折に「楽しみに読んでおりますよ」「記事を読んで考えさせられることがありますね」等々心温まるご意見を頂戴し、記事の重みと書きがいを痛感しております。これからも身近な話題を中心に書き続けて行くつもりでおりますので、引き続きお読みいただければ幸いです。


  • 家庭菜園デビュー!![収穫編] (2012.10)

    コラム

    2012.09.25

    なすとピーマン炒め、大葉山盛り冷奴、きゅうりとトマトまるかじり等々、今夜も我が家の食卓は野菜満載であります。

    実はこれらはいずれも私と女房で始めてチャレンジした家庭菜園からの贈り物でありまして、今は喜びを噛み締めながら味わっております。前号で家庭菜園デビューの話をさせていただきましたが、季節はあっと言う間に収穫期を迎え「収穫編」として今号はご紹介させていただきます。

    春に女房と植え付けしたきゅうり、トマト、なすなど16種類の野菜が収穫期を迎え、ものの見事に立派な実を付けました。植え付けしたばかりの頃は「本当に実がなるだろうか」とか「苗が雨風で折れなければ良いなぁ」などと心配ごとが絶えませんでしたが、いざやってみると意外や意外、苗はすくすく育ち、思わず「自分は野菜つくりのプロかなぁ」などと思い上がってしまうこともありました。

    しかし、残念ながら中には収穫が中途半端に終わってしまう野菜もあり、良い勉強になりました。
    収穫第一号は大葉でした。大葉が私に向かって「どうだい立派に育ってあげただろう」と言わんばかりに成長してくれ、収穫の喜びを初めて実感しました。

    今では毎晩冷奴のお供に変身し、食卓を賑わしております。いつも野菜を頂いていた近所の方に「どうぞ食べてください」と自慢げに差し上げてみたり、最近では会社に持参し社員たちにピーマン、なす、トマトなど食べてもらったりしております。

    社員から「社長なす美味しかったですよ」などと、お世辞と分かっていても言ってもらうと嬉しくなってしまい、次回収穫時には里芋、さつまいも、ねぎなど食べてもらおうかぁと今から思っております。初めて臨んだ家庭菜園でありましたが、収穫の喜びと人に食べて頂く喜びを学ぶことができ、これからも継続は力なりで続けてみようと思っております。皆様も機会がありましたら是非チャレンジしてみて下さい。

    女房「冬野菜は何を作ろうかね!」
    小生「やっぱり ほうれん草、白菜でしょう」
    女房「いやいや 人参、大根でしょう」

    続く。


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