ある日の昼下がり、我が家の近所に住む可愛い子供さんとの会話、
私 「こんにちは」 子供さん 「こんにちは」
元気の良いあいさつが帰って来ます。
私 「いくつになったの」 お母さん、明るい声で 「もうすぐ二歳になります」
自分が子育てしている頃は、忙しさのあまり成長を実感することができませんでしたが、歳のせいか最近妙に他人様の子供さんの成長が早く感じられるようになりまして、時の過ぎゆく早さを実感じているところであります。
その日は子供さんの明るい笑顔にふれあうことが出来「今日一日儲けた」と思わずニッコリの一日でありました。今号はそんな書き出しでのスタートであります。どうぞ最後までお付き合い下さい。
先ずは遅ればせながら9月におきました北関東、東北地方豪雨災害に遭われた方々に対しまして心からお見舞い申し上げます。一日も早く復興が出来普段通りの生活が戻りますこと心より念じております。
さて、我が社の一年を振り返ってみますと、なんと言いましてもトップニュースは新入社員9名が一時に入社したことであります。創業以来35年の歴史の中で最も大量に採用した年でありまして、少々戸惑いもありましたが、お陰さまで今では皆元気良く働いていただいております。お客様にとりましては、まだまだご満足頂くレベルに達しておりませんが、これからもより一層社員教育の充実に努め、一日も早く一人前の営業職になれるよう育ててまいります。どうか引き続きご指導の程よろしくお願い致します。
また、私ごとで恐縮でございますが、お陰さまで、今年も一年健康でつつがなく過ごすことが出来ました。この「つつがなく」と言う言葉、平凡ではありますが、すごく大切なことだなぁと最近とみに思うようになりました。長い人生には竹の節の如く節目、節目を通過して皆生きて行くものであります。その節には良い時の節もあれば悪い時の節もあり、どちらも共に成長させる節には違いはありませんが、どちらかと言うと自分をより一層成長させてくれる節は悪い時の節の方が多いのではないでしょうか。
誰しも悪い時の節は経験したくないものでありますが、結果起きてしまった時は「よし、ピンチはチャンスだ」と心を入れかえ前向きにトライ出来ると一周りも二周りも大きく成長出来、人間を更に大きくしてくれること請け合いであります。
これからもそんな人生が歩めるよう努めてまいります。とにかく一年のご愛顧誠にありがとうございました。来年もより一層皆様のお役に立てる会社作りを社員共々がんばってまいります。末筆では御座いますが、来年が皆様にとりまして良き年になりますこと心より念じております。
追伸
お客様の処に御邪魔した折「社長コラム楽しく読んでいます」と言った温かいご意見を多く寄せられ誠に嬉しい限りと思っております。先日お客様から「社長さん、8月号(仲良く手をつなごう!)で女房と手をつなぐと言う記事がありましたが、いつ手をつなぐのですか」と言うご質問を頂戴しました。そんな話を早々家に帰って女房にしましたところ
女房 「だってお父さん、そんな気無いでしょう」
私 「まあなぁ」
女房 「今度手をつなぐ時はお父さんが介護されるようになった時よね」
私 「・・・・」
ご質問の答になりましたでしょうか。来年も夫婦の会話にもっと磨きをかけましてお送りいたします。今号も最後まで読んで頂きありがとうございました。