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社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第203号-「おやつ部」新設です!(2022.2)

    コラム

    2022.02.01

    連日寒い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。今号はタイトルにありますように「おやつ部」新設の話でございます。「えぇ!おやつ部?それ何?」と思われる方も多いのではないかと思いますが、どうぞ最後までお付き合いください。


     まず、「おやつ」の取り扱いを始めた経緯からお話しします。今から15年程前にお客様から「安くて美味しいおやつない?」「おやつをスーパーにわざわざ買いに行っているのよ」といった意見をいただくこと多々ありました。当時、弊社はまだまだ治療用食品中心の会社だったためおやつの取り扱いを躊躇していました。しかしよくよく考えてみれば、おやつを取り扱うことは弊社の理念にぴったり合っているのではないかと気づき、細々ながらスタートしたのが発端でございます。そして、おやつの取り扱いを始めてから時が経つにつれ、「柔らかく誤嚥しない饅頭やお煎餅が欲しい」などといった要望が多岐に寄せられるようになり、今回思いきって本格的に専門部署を立ち上げるに至りました。恐らく「おやつ部」という名称の部署は日本中にあるのかどうか分かりませんが、珍しいのではないでしょうか。


    そして、「おやつ部」スタッフがご覧のメンバーです。スタッフはひたすらおやつのことを考えているのです。「あら、毎日おやつが食べられていいじゃない」と思われるかもしれませんが、これが意外と大変な仕事でありまして、何が大変かと言いますと試食することが一番大変なのです。味や形状、そして価格や商品の特性など一つ一つ吟味しながら味見するのです。


     私は、この部署を新設するにあたり、責任者は女性と考えていました。女性の視点からおやつの大切さ、楽しさをお客様に実感していただくためです。その第一号の責任者が、木下有美子課長(写真)なのです。24時間おやつのことを考えているような女性で実に頼もしい存在です。同じようにスタッフも常にお客様に喜ばれるおやつのことを考えて仕事に励んでくれているのです。改めてこれからの春と秋の新製品をお楽しみいただければと思います。それに併せてこれからの営業スタイルも変更させていただきました。詳しくは3月号でお話しさせていただきます。以前、お客様を訪問した際に「入居者様は三度の食事よりもおやつの方が楽しみなのよね!」と笑顔でおっしゃっていたことが今でも忘れられません。これからもより一層お客様に喜んでいただけるおやつの提供を目指し、そして近い将来この「おやつ部」が名実共に日本一の「おやつ部」になれるよう精進してまいります。どうぞご期待ください。今号も最後までお付き合いいただきありがとうございました今号も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。


    私「いよいよ、おやつ部スタートだよ」

    妻「部のメンバー張り切っているね」

    私「私も原点に返って、おやつの研究しようかな」

    妻「あら、お父さん、もう食べる方じゃない!」

    お粗末様でございました。


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