「貴社はたゆまない創意工夫と勤勉な取組により我が国の産業競争力向上と地域経済の発展を支え新しい雇用を創出してこられました(以下省略)」3月3日東京品川プリンスホテルにおきまして、茂木敏充経済産業大臣よりこんな書き出しの表彰状(写真)を頂戴してまいりました。
この賞は経済産業省が主催した、文字通りがんばる中小企業に与えられる賞であります。大臣はあいさつの中で中小企業・小規模事業者は全国に約380万社あり、そのうちの300社に選ばれたということは約13千分の1社に該当したと言うことでありまして、大変名誉なことでありますとお褒めの言葉を頂きました。
弊社としましても思いがけない受賞でありまして、少々戸惑いもありましたが、大変名誉なことと素直に受け止めております。今回のこの受賞にあたり、私なりに雇用の創出という点で創業当時から心がけてきたことをご披露申し上げますと、それは一言で言うならば家族的経営の実践ということであります。
以前日本中の企業がそうであったように、社長も社員も日々一丸となって高度成長期を支えてまいりました。私はその一つに家族的経営の実践があるのではないかと思っております。社長も社員も表裏一体となって、社長の後ろ姿で社員を引っ張り、努力する大切さを肌で教えて来たように思います。
社長(親)は社員(子供)から常に尊敬され続けなければなりません。その為には何と言っても、社長はその背中で社員に見本を示すことが必要です。まだまだ未完成な私ではありますが、そんなことを日々心掛け、今日まで経営をやって来たことが今回の受賞の一助になったのではないかと思っております。幸いにも中途で辞める社員も少なく、少しは雇用の創出に貢献することができたのではないかと自負しております。大変ありがたいことです。
今回この受賞に報いる為にも、更に家族的経営を実践し、雇用の創出に勤めて参りたいと思っております。訪問した際にいつも弊社社員を暖かく迎えいれて頂いているお客様に心から感謝しつつ、引き続きご支援・ご指導賜りますようお願い申し上げます。今号は嬉しさのあまりご報告させていただきました。感謝