月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第119号-
    皆様の処に更にお邪魔させていただきます(2014.11)

    コラム

    2014.11.04

    私が住んでいる那須高原は、今カエデやモミジが色鮮やかに色付きはじめ「早く見に来て!」と言わんばかりに自己主張している処であり、私が一年中で最も好きな季節であります。是非皆様も日頃の仕事の疲れを癒しに那須高原にお越し下さい。お待ちしております。

    さて今後は「皆様の処に更にお邪魔させていただきます」のタイトルの如く、今まで以上に皆様の処にお邪魔させていただき、出来ましたらご意見などを頂戴したいと思っております。今号はそんな予告を兼ねまして、コラムをお送りさせていただきます。

    以前にも書かせていただいたことが御座いますが、私は元来机に向かって仕事をするのが苦手なタイプでありまして、どちらかと言いますと外で人と話をしたり、意見をうかがったりと人と接しているのが好きなタイプであります。幸いにも社内をまとめる常務がいることもあり、時間を見つけては、営業マンと同行したり単独で突然訪問させていただいたりと自由奔放にさせていただいております。

    私の訪問の目的は一にも二にも日頃の御礼が目的でありまして、お顔を拝見しながら情報交換させていただくのも何よりの楽しみであります。時には時間を忘れて会話に興じてしまうこともあり大変ありがたいことだと思っております。

    それにもう一つ大切な目的が御座います。それは普段からお客様と直接会話することの少ない私でありますので、なるべく外に出て直接ご意見を頂くことが大切だと感じております。一応は社内にいてもお客様からの意見が直接私まで上がるシステムにはなっておりますが、やはり自分で直接お邪魔して聞く話は生の声でありまして、絶対本社デスクにいては聞けない話ばかりであります。時には千金に値する情報を頂くこともあり私にとって営業訪問は貴重な時間であり、楽しい一時でもあるのです。

    その日に気づいた貴重な情報は社内メールで回覧したり、また即実行できるものは改善したりと得るものばかりです。やはり生きた真の声は自分の足で稼がないといけないなぁとつくづく反省するところでありまして、これからもより一層積極的にご訪問させていただきたく思っております。どうぞその節はお気軽に話をさせて頂ければ嬉しい限りで御座います。

    また「社長のコラム読んでいるよ」などと言っていただけるものなら天にも昇る境地で御座いまして思わず声が裏返ってしまうかもしれません。その時はどうぞ悪しからずご容赦願います。それではお会い出来ることを楽しみにしております。

    ここでまたまた女房登場であります。

    女房「お父さん今日どの地域まわったの?」
    私 「今日はね。茨城県の南部かなぁ。楽しかったなぁ」
    女房「そうやって気ままにまわれるのも社員の皆が頑張ってくれているからよ。感謝して」
    私 「ごもっともでございます。」

    お客様、社員、女房に感謝であります。


  • -第120号-
    おやつ製品喜んで頂いていますか?(2014.12)

    コラム

    2014.11.28

    「ねぇ、患者さんが食事食べなくて困っているのよ、何か良いものない?」そんな声にお答えすべく考え出したのが『小さなしあわせ療食のおやつ』の取扱いで御座います。少しは皆さま方のお役に立つことが出来ているでしょうか。今号はそんなおやつにまつわる話で御座います。どうぞ最後までお付き合いください。

    思い起こせば約12年前上記の通りお客様からのリクエストで始めたのがきっかけでありまして、それ以来先生方のご要望にお答えしょうという思いで今日までやってまいりました。その後「患者さんが美味しい、美味しいと食べてくれるようになったのよ、ありがとうね。ところでもっと蛋白質やカロリーの取れるおやつないの?」と次々に要望が寄せられるようになり、2014年秋冬カタログでは611品目の商品が品ぞろえ出来るまでに育ってまいりました。

    ここでちょっと一つの商品が新製品としてカタログに掲載されるまでの裏話をさせていただきます。おやつカタログの作成は営業企画部(写真)が担当しております。その過程では商品の試食も大事な仕事でありまして、今回のカタログ掲載新商品は49品目につきましても全部試食しております。

    「あれ、良いわね、沢山食べられて」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、実はこれは氷山の一角でありまして、49品目を採用するまでにはその何倍かの商品を試食している訳であります。まさしく担当者は毎日体重計とにらめっこでありまして、健康を売っている会社の社員が健康を害してどうするのと言った処でありますが、お客様の笑顔に勝るものは無く、スタッフ一同毎回体を張って頑張っております。

     それに当社のおやつの一番の売りは、何と言っても安心・安全が担保されているところであります。スタッフで一つ一つ商品を試食し、大きさ・硬さはどうか、入れ歯に挟まらないか、誤嚥は大丈夫かなどと言った様々な項目を丹念に検査し、クリアーされた商品だけが新商品として登場していくのであります。思っていた以上に大変な仕事なのであります。

    弊社の喜びは何といってもお客様から「今回の新製品、患者さんから評判良いわよ」「患者さんがおやつの時間楽しみにしているわよ」と言ったご意見を頂くことであります。これからも社員一同更にバージョンアップし、皆様に愛される商品企画及び選定に邁進してまいりたいと思っておりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

     今号はおやつにまつわる営業企画部の仕事の一端をご披露させていただきました。最後に弊社のおやつに対する考え方をご披露させていただきたいと思います。末筆では御座いますが一年間ご愛顧ありがとうございました。皆様にとって来年が素晴らしい年でありますこと心より念じております。

    弊社のおやつの考え方
    1. 一にも、二にも安全・安心を心掛けること
    2. 多品種少量(611品目)の品ぞろえをすること
    3. 全商品の成分表示を徹底すること



  • -第118号-
    営業車も全車禁煙車にしてしまいました(2014.10)

    コラム

    2014.09.30

    このコーナーで以前社内の喫煙室を撤去した話をさせていただいたことがありましたが、今回はタイトルの如く全営業車を禁煙車にしてしまいました。今号はそんな禁煙にまつわる話でございます。どうぞ最後までお付き合いください。

    ある日のこと「健康を売っている会社に喫煙室があるのはおかしい」と疑問を感じ、「善は急げ」とばかりに喫煙室を撤去した経緯につきましてはバックナンバーの通りですが、今回は第二弾といたしまして、喫煙者を一掃することと、ビジネスチャンスに活かすことを意識しながら計画的に実行致しました。

    そのきっかけは、ある営業マンが来社されサンプル、パンフレットをいただいたのでありますが、明らかに煙草の匂いが髪や服に移っており臭ったのであります。そしてその時、もし弊社社員が同じことをした場合、お客様が私と同じように嫌な気分になるのではないかと思ったのが発端であります。

    社員が一生懸命時間をかけて作ったサンプルやパンフレットがお客様から総スカン食うようであれば本末転倒でありまして、喫煙室同様「善は急げ」とばかりに「営業車を禁煙にしょう」と決意した次第であります。社員も私の気持ちを察してかどうかわかりませんが、表立った反対者もなくスムーズに事を運ぶことができました。

    「だって吸う人がいる限り部屋や車を禁煙にしたってしょうがないじゃない」と言う声が聞こえて来そうでありますが、まずは会社で吸えない環境を作ることから禁煙意識が高まれば良いなぁという思いであります。そうは言っても最終的には吸う人一人一人の気づきに任せる以外に方法は無いのでありますが、何もしなければそれまでと自分に言い聞かせ、努力して行きたいと思っております。

    かくゆう私も若かりし頃は大変なヘビースモーカーでありました。一日に30本から40本吸っていた時期もありまして、私のデスクの天井はいつも煙草のヤニで真っ黄色でありまして今思うとぞっとする思いであります。今ではレストランに行った時など分煙されていても煙草の臭いが鼻につき、くしゃみを連発するほどでありまして、すっかり煙草とは無縁の生活を送っております。

    現在本社、支店共々全敷地内も禁煙ゾーンになっておりまして、少しは健康を売る会社に早変わりしつつあるのかなぁと思っております。機会を見つけてピカピカに磨いた禁煙車を是非ご覧いただければと思っております。

    勿論営業車同様多少個人差はありますがピカピカに磨いた革靴、プレスの効いたスーツ、これからも清潔さを第一義と心得、皆様の所にお邪魔させていただきたく思います。どうぞご指導の程よろしくお願い致します。今号も読んでいただきありがとうございました。