月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第126号-
    社員総会(2015.6)

    コラム

    2015.05.29

    「前期売上○○円」「今期売上計画○○円」・・・皆様にとって少々生々しい内容で恐縮でございますが、弊社は毎年4月第一土曜日に全社員を集めまして、年度方針発表会を行っております。それを名付けて社員総会と言っておりまして、今年で22回目を数えているところであります。

    この行事も、秋の唐揚げ大会同様すっかり弊社の一大イベントに成長しておりまして、継続は力なりと言ったところでしょうか。今号はそんな会社の一端をご披露申し上げます。どうぞ最後までお付き合い下さい。

    社員総会開催の発端は、今から22年前、創業から13年目の頃でした。遅ればせながら私が経営の勉強を少しずつ始めた頃でありまして、当時はいくつかの問題を抱えておりました。その一つに、社員が働く価値と言いましょうか、働く楽しさを実感して欲しかったのであります。そこで思い立ったのがこの社員総会イベントの開催でありました。

    最初は他社の見様見真似でスタートしたのでありますが、やって見ると中々思うような成果が得られませんでした。それもそのはず、私が一方的にしゃべって、社員はただ私の話を聞くだけと言う一方通行の会だったのであります。こりゃもっと工夫しないと時間の無駄だなぁと思いました。

    それからいろんな方々の知恵を頂きながら、今日の原型を作り上げました。それはその名の通り、社員が主役にならなければ、本当の意味での社員総会とならないということでありまして、社員が主役に成る為には、会社の方針と社員が立てた計画が上手くリンク出来なければ成りません。あくまでも主役は社員であります。

    又、それはすなわち弊社に取りましてはPDCAサイクルの始まりでもありました。自発性を促しながら段取りが出来る仕事を進めること。段取り八分の仕事術であります。今ではすっかり根づいて来まして、翌年の計画を半年前から準備出来るまで発展して来ており、少しは成果に現れて来たのかなぁと思っているところであります。

    今年の総会は、お楽しみタイムが盛りだくさんでありました。勤続表彰、年間優秀賞、そしてアトラクションと、まさしく社員のお祭りに値する会に育って来ているところであります。お陰さまで、今年で35周年を迎えることが出来ました。企業30年サイクル説と言われる中、これも一重にお客様のお蔭、そして社員のお蔭であり、心から感謝するところであります。これからもこの総会を機に、更にお客様にご満足いただけるよう、社員共々努力してまいりたいと思います。引き続き弊社をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。

    最後にここで一句
    総会日
    やる気満々
    春心

    お粗末さまでした。





  • -第125号-
    自立型おじさんの勧め!(2015.5)

    コラム

    2015.04.30

    お待たせしました。久々の女房登場であります。
    女房「じゃお父さん行って来るね。留守番よろしくねぇ」
    私「おぅ了解!楽しんで来いよ」

    我が家のある日の夫婦の会話であります。先日女房が一人旅と称してインドに旅立って行きました。今号はタイトルに切々と願望を込めましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。

    我が家もここ何年か前から3人いる子供たちも巣立ちまして、今ではすっかり二人の生活にも慣れ、新婚生活とまではいきませんがまぁまぁ楽しくやっております。そんな中、最近女房一人気を吐いておりまして、青春時代を取り戻そうとばかりにピアノに水泳、はたまた料理に英会話と矢継ぎ早に趣味に時間を費やしております。私などが端から見ておりましてもそれは、それは羨むほど「おお青春しているなぁ」と言った感じでありまして頭の下がる思いであります。

    それに比べて我が家の主(私)でありますが、若かりし頃エネルギッシュに動いたせいもあって、今ではすっかり女房と静と動が逆転してしまった感があります。最近では、昨年から飼い始めたシバ犬2匹(タロウ・サスケ)と戯れることが一つの大きな楽しみとなっておりまして、それはそれで毎日充実した日々を送っております。

    女房が出発する前「よし期間中は独身生活をエンジョイするぞ!」と鼻息が荒かったのですが、出発して二~三日が過ぎた頃から少しずつ雲行きが変わってまいりまして、もう皆さんお分かりですよね。そうです。家事に追われる毎日でありまして、一人といえども食事は作らなければなりません。それに風呂掃除、はたまた洗濯と「これ意外と大変だなぁ」と改めて女房の有難味を実感した次第であります。

    ところがある時「よしこれは私に与えられたピンチだ、チャンスに変えるぞ」と自分に言い聞かせまして、いよいよこれからが本題で御座います。「何事も楽しむぞ」と発想を変えたのであります。以下の通り自立型おじさんの勧めと致しまして一例を書かせていただきます。どうぞ今後のご参考になさって下さい。

    先ず料理でありますが、皿は多く使わず一枚の大皿にコンパクトに盛りつけする、次に掃除でありますが、汚さないためにも余分な部屋は使わない、そして洗濯でありますがナガラ族を見習って風呂に入った時などに同時に行う。これいかがでしょうか。ご満足頂けましたでしょうか。試行錯誤しながらの一週間でありましたがやってみると中々楽しいものであります。是非皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。これを機に「備えあれば憂いなし」と言った心境に早くなれるよう努力してみたいものであります。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。

    最後にまたまた女房登場であります。
    女房「お父さんただいま、どう大丈夫だった」
    私「大丈夫だよ、もう少し泊って来たら」
    早くこんな会話の続編が書けるよう精進致します。


  • -第124号-
    またまた仲間が増えました!(2015.4)

    コラム

    2015.03.31

    私の通勤途中でありますお宅の庭先に福寿草の花が芽吹き始めておりまして、思わず足を止めて眺めてしまいます。春を告げる草花が一気に芽吹き始め、一歩一歩春の足音が聞こえてきそうな状況です。そして、この紙面を読んでいただいている頃にはすっかり桜の花も満開になり、春を満喫しているところだと思います。

    皆さんこんにちは。今号は「またまた仲間が増えました!」ということで、春にちなんだ話題をお送りいたします。先ずは皆さんこのタイトルでどんなことを連想されましたでしょうか。

    私  「遠いところありがとうございます」
    A君 「いえ、こちらこそよろしくお願いします」
    私  「私どものどんなところに興味を持たれましたか」
    A君 「この業界に将来性を感じ、受けてみようと思いました」

    もう皆さんお分かりですよね。実はこの会話はわが社の採用試験の面接風景であります。前号でご案内致しましたように、主に茨城県つくば支店開設に伴い人員を補強する為の求人であります。また同時にこれを契機によりお客様に近づき一層のサービス強化を図る目的もありまして、当社では過去にない9名を採用致しました。

    私も思い起こせば40年前真剣になって面接試験を受けたものであります。いつの時代も試験は人生の節目であり未来への登竜門であります。でも、40年も経ちますとすっかり求人方法も様変わりしておりまして、以前は職安に出向いて求人をお願いするのが常でありましたが、今ではすっかりアナログからデジタルへと時代は変貌しております。当社もご多聞にもれずインターネットを介して求人にトライしております。

    当社も日本中から応募が来る時代になったことに感心しておりまして、世の中の進歩のスピードに圧倒されております。しかしながら、求人方法は変わっても人を面接するという過程に変わりはなく、お見合いと同じように顔と顔を突き合わせ、相手がどのようなことを望んでいるのか、或いは会社と波長が合うのかどうか確かめることが大切であります。そう言った意味から、時代が変わってもこと採用に関しては人物本位に変わりはありません。

    ここでもう一つついでに何を持って採用基準としているかご披露致しますと、私は学歴や経験も大切なことだと思いますが、先ずはアナログ的かも知れませんが、素直な心を持っている人物なのか、或いはこれから磨けばより素直な心で仕事にトライ出来る人物なのかその点を大きな判断材料としております。

    まぁどちらにしても人間である以上先ずは人に好かれないと始まりませんよね。お陰さまで、今回磨けば素直な心の持ち主9名を採用致しました。これから社員教育を徹底し1日でも早く「○○君中々仕事出来るようになったじゃない」「○○君良い提案ありがとう」とお客様から喜んで頂けるよう全社挙げて取り組んで参りたいと思っております。どうか皆様におかれましてもしばらく時間を頂き暖かく見守って頂ければ幸いで御座います。

    今号は採用に纏わる話で御座いました。最後までお付き合いいただきありがとう御座いました。