月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第131号-
    健康経営の実践(2015.11)

    コラム

    2015.11.02

    「健康を考える経営」いやいや「健康を心掛ける経営」それぞれ皆さん健康経営についてご意見があろうかと思いますが、健康経営とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できるとの基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践すること」と定義されております。
    これは最近国が推奨する経営の在り方でありまして、少しずつ世間の関心が高まって来ております。要は、社員の健康向上を意識しながら経営を考えなさいと言うことなのでしょう。今号はそんな弊社の実践例を皆様にご披露させていただきます。どうか最後までお付き合い下さい。

    以下の写真が本社の一角に作りました健康推進室です。真ん中に体重計と血圧計が各一台置いてありまして、いつでもだれでも自由に使えるようになっております。最近の体重計は体重を測るだけではなく機能満載でありまして、体重計に乗るだけでいろいろ測定をしてくれるのであります。さしずめメタボ率計測機と言ったところでしょうか。

    私が部屋を作ろうと思ったきっかけは社員の健康診断結果にありました。弊社もご多分にもれず少しずつ何らかの生活習慣病を抱える社員が増えてまいりまして、結果を見るたびに「こりゃ何とかしないといけないなぁ」と思ったのであります。そこで思いついたのがこの健康推進室でした。それと言いますのも、弊社には経営基本方針と言う理念がありましてその条文の一番に「私たちは、食文化を通して健康への提案企業を目指します」と謳ってあるのです。健康を売っている会社が不健康な会社になったら療食サービスで無く成ってしまうと思ったのであります。

    その為には先ず社員自身が気づくことだと思い、自分の体の健康チェックが出来る体制を考えました。運用ルールも決めました。本社社員は毎週必ず1回測定すること、支店メンバーは本社に来た時必ず測定すること、測定して何か問題が生じた時は速やかに医療機関にかかること。以上の決めごとであります。

    幸いにして今のところスタートしたばかりと言うこともあり、順調に滑り出しているところであります。中には「社長、万歩計を買いました。少しずつ歩くよう頑張っています」とか「体年齢が実年齢を大分オーバーしてしまったので、間食を控え3食しっかり食べるよう心掛けています」と言った前向きな意見が寄せられ、この健康推進室を作って良かったなぁと思っております。しかしこれからが本番です。引き続き健康経営の輪を広げ、社員が心身と共に活き活きと働けるようサポートしていきたいと思っております。是非皆様も一度測定にお出かけ下さい。心よりお待ちしております。
    お待たせしました、最後に恒例の夫婦の会話で御座います。

    ウキウキしながら、
    私  「今日測ったら実年齢36歳だったよ。すごいだろう」
    女房 「お父さん、まだ甘いわよ、私は24歳だったわよ、頑張って!」
    まいりました。これから24歳を目指して頑張ります。
    今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。




  • -第132号-
    一年間のご愛顧に心から感謝(2015.12)

    コラム

    2015.11.27

    ある日の昼下がり、我が家の近所に住む可愛い子供さんとの会話、
    私   「こんにちは」 子供さん 「こんにちは」
    元気の良いあいさつが帰って来ます。
    私   「いくつになったの」 お母さん、明るい声で 「もうすぐ二歳になります」

    自分が子育てしている頃は、忙しさのあまり成長を実感することができませんでしたが、歳のせいか最近妙に他人様の子供さんの成長が早く感じられるようになりまして、時の過ぎゆく早さを実感じているところであります。
    その日は子供さんの明るい笑顔にふれあうことが出来「今日一日儲けた」と思わずニッコリの一日でありました。今号はそんな書き出しでのスタートであります。どうぞ最後までお付き合い下さい。
    先ずは遅ればせながら9月におきました北関東、東北地方豪雨災害に遭われた方々に対しまして心からお見舞い申し上げます。一日も早く復興が出来普段通りの生活が戻りますこと心より念じております。

    さて、我が社の一年を振り返ってみますと、なんと言いましてもトップニュースは新入社員9名が一時に入社したことであります。創業以来35年の歴史の中で最も大量に採用した年でありまして、少々戸惑いもありましたが、お陰さまで今では皆元気良く働いていただいております。お客様にとりましては、まだまだご満足頂くレベルに達しておりませんが、これからもより一層社員教育の充実に努め、一日も早く一人前の営業職になれるよう育ててまいります。どうか引き続きご指導の程よろしくお願い致します。

    また、私ごとで恐縮でございますが、お陰さまで、今年も一年健康でつつがなく過ごすことが出来ました。この「つつがなく」と言う言葉、平凡ではありますが、すごく大切なことだなぁと最近とみに思うようになりました。長い人生には竹の節の如く節目、節目を通過して皆生きて行くものであります。その節には良い時の節もあれば悪い時の節もあり、どちらも共に成長させる節には違いはありませんが、どちらかと言うと自分をより一層成長させてくれる節は悪い時の節の方が多いのではないでしょうか。
    誰しも悪い時の節は経験したくないものでありますが、結果起きてしまった時は「よし、ピンチはチャンスだ」と心を入れかえ前向きにトライ出来ると一周りも二周りも大きく成長出来、人間を更に大きくしてくれること請け合いであります。

    これからもそんな人生が歩めるよう努めてまいります。とにかく一年のご愛顧誠にありがとうございました。来年もより一層皆様のお役に立てる会社作りを社員共々がんばってまいります。末筆では御座いますが、来年が皆様にとりまして良き年になりますこと心より念じております。

    追伸
    お客様の処に御邪魔した折「社長コラム楽しく読んでいます」と言った温かいご意見を多く寄せられ誠に嬉しい限りと思っております。先日お客様から「社長さん、8月号(仲良く手をつなごう!)で女房と手をつなぐと言う記事がありましたが、いつ手をつなぐのですか」と言うご質問を頂戴しました。そんな話を早々家に帰って女房にしましたところ
    女房 「だってお父さん、そんな気無いでしょう」
    私  「まあなぁ」
    女房 「今度手をつなぐ時はお父さんが介護されるようになった時よね」
    私  「・・・・」

    ご質問の答になりましたでしょうか。来年も夫婦の会話にもっと磨きをかけましてお送りいたします。今号も最後まで読んで頂きありがとうございました。




  • -第130号-
    第二弾 ITおばさんの巻(2015.10)

    コラム

    2015.09.30

    前月号は第一弾と致しまして納豆おじさんの巻をお送りいたしました。いかがでしたでしょうか。今号は前号に引き続き第二弾と致しまして「ITおばさんの巻」をお送りいたします。どうぞ最後までお付き合い下さい。

    皆さん回転すし店に行かれたことありますよね。今ではすっかり街の中やロードサイドに多く見かけるようになりまして、私も早いし、美味しいので時々行っております。今回はこの回転すし店に纏わる話で御座います。私がよく行く店は最近スタイルを変えましていわゆるタブレットを使いながら自分で好みのものを注文するスタイルに変更したのであります。以前からどちらかと言いますとおじさん、おばさんが通う店としてとっても繁盛していたのですが、タブレット方式に変えた途端少し様相が変わってきました。

    「おら、使い方わかんないよ」「どうやって注文するのよ」と言った苦情が多く寄せられるようになったのです。店員さんも「わかりました。これはこうしてこうすれば良いですよ」と親切丁寧に教えているのでありますが、中々思うように行きません。そんな中一人気を吐いているおばさんがおりまして、タブレット片手に若者がブラインドタッチするかのようにパチパチとたたいて注文しているのではありませんか。隣で食べている私も「こりゃすごいや」と思わず見とれてしまうほどです。

    しかしながら完璧だったおばさんが何やら店員さんから注意を受けているのであります。
    店員さん「お客様、届いたらこのボタンを押してお皿を返して下さいね」
    おばさん「あらごめんなさいね、食べるのに夢中になって忘れちゃったわよ、アハハハ・・・」
    私も顔を見合わせ思わず「アハハハ・・・」と大笑いであります。しばらくしてまた
    店員さん「お客様すいません。届いたらボタンを押して下さいね」
    おばさん「あらごめんなさいね。アハハハ・・・」
    私も隣で「アハハハ・・・」

    皆さんこんな光景想像してみてください。なんか人間らしくていいじゃないですか。私の想像ではおそらくこの店しばらくおじさん、おばさんの為のパソコン教室が続くのではないでしょうか。今やパソコン無しでは生活ができないくらい身近なものになってまいりました。我々おじさん、おばさん族も少しでも社会から遅れることなく新しいものにどんどんチャレンジしながら人生を楽しみたいものだと思いました。

    早々家に帰って今日の出来事を女房に話したところ
    女房「ねぇお父さんそれより早く電子レンジの使い方覚えてよ」
    私 「チンはできるけど使い方がいまいちなんだよなぁ」
    女房「私が居ないと駄目ね!」

    ITおばさんといっしょに笑っている場合ではありません。私も先ずは電子レンジの使い方からトライであります。前号、今号と食欲の秋にちなみまして二編お送りいたしました。どうぞ皆様も今宵美味しい秋を満喫されてみてはいかがでしょうか。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。