月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第105回-
     元気をもらう!(2013.9)

    コラム

    2013.08.29

    「こんにちは」「こんにちは」と周囲のあちこちから元気な声が響きわたります。私も思わず大きな声で「こんにちは」「こんにちは」とあいさつを交わすのであります。

    皆さんどこでのあいさつ風景だと思われますか?実は4年前から母校(小学校)の評議委員を仰せつかり、時々学校に行って子供たちの授業風景を見学させていただいております。主な役割は先生方と懇談して学校運営について助言することですが、私にとって一番楽しみな時間は、何と言っても給食を食べる時間であります。

    可愛い一年生たちが、「野村さん迎えに来ました」とわざわざ校長室まで来てくれるのであります。そして二人で手をつないでいっしょに教室まで行くのです。私など、普段会社で見せたことが無いようなニヤニヤ顔で教室に入るのでありまして、それは社員にはとても想像できない姿と思われます。
    そんな子供たちの純真無垢な姿とは裏腹に、大人になると大きく様相が変わってしまうことが往々にしてあるのは何故でしょうか。

    以前このコーナーでも書かせていただいたことがありますが、大人のモラルのあり方で、最近私がとても気になる一つにスマートフォン(以下スマホ)の使い方があります。スマホを片手で持ちながら前を見ないで自転車を運転する大人や車を運転しながらスマホをいじっている人など、一歩間違えると大惨事になりかねない光景であります。
    「分かっているけど止められない」と言うセリフがありますが、是非我々大人から襟を正していかなければなりません。

    私も社員もこれを機に、より一層子供たちの良い見本になれるよう努力していきたいと思っております。また、時間を見つけて皆さんも是非一度母校に行かれてみてはいかがでしょうか。タイムスリップして昔懐かしい思い出がよみがえってくること請け合いです。

    そんな思い出に浸りながらニヤニヤして帰ると
    女房「今日のお父さんの顔、良いわね。分かるわよ。楽しかった?」
    私 「子供たち可愛いなぁ。また行きたいよ」

    良い一日でした。子供たちに感謝であります。



  • -第103回-
     仲間になった新入社員(2013.7)

    コラム

    2013.07.01

    最近歳のせいか早寝早起きの習慣が身についてまいりまして、特にこの季節は朝陽に映える樹木を眺めるのが一段と楽しみになってまいりました。さて、以前「帰って来た新入社員」と言うタイトルでコラムを書かせていただいたことがございましたが、今号は「仲間になった新入社員」と題しましてお話をさせていただきます。

    ここで少し我社の社員構成についてお話させていただきますと、現在社員・パート合わせますと53名に頑張っていただいております。そして、その他物流センター業務を私どもの協力会社にお願いしております。そこに76名のスタッフがおり、総勢129名に療食サービスを支えていただいていると言うことになりまして、改めて責任の重さを痛感しているところであります。

    その中に最近採用した3名の「仲間になった新入社員」がおります。「仲間になった新入社員」とはどう言う社員かと思われる方もおられると思いますが、ここで少々説明させていただきますと、一人目は私どもの元お得意様の管理栄養士で、二人目は私どもの元仕入メーカーの営業担当社員であります。そして三人目は現役社員の縁戚であります。

    「えぇ、皆縁故?」と思われるかもしれませんが、私なりに33年間培った私の事業感と言うものがありまして、ちょっと大袈裟かもしれませんが、私の人生感をもとに採用に至ったのです。

    最近就職活動で高校・大学卒業予定者が中小企業に目を向けず、大企業ばかりに関心が高くなっているという話をよく耳にします。それはそれで一面自然なことで否定することは出来ませんが、私に言わせますと大企業ばかりに目を向けるのではなくもっと身近な中小企業にも関心を持ってもらいたいなぁと思います。またこれまで育ててくれたお父さんやお母さんの職業にも関心を持ってもらうことも必要ではないでしょうか。きっと身近に魅力ある中小企業がたくさんあること請け合いです。

    我社も仲間に入った新入社員3名だけでなく、全従業員にこの会社に入って良かったと言ってもらえるような会社を目指して頑張っていきたいと思います。
    ここでまたまた女房の登場であります。

    女房「お父さん偉そうな事言っているけど自分の息子大丈夫なの?」
    「そうそう最近読んだベストセラー本で良い本あるよね」
    私 「法政大学教授坂本光司先生が書いた日本でいちばん大切にしたい会社?」
    女房「そうそうあの心境よ。社員と回りの人大切にしないとだめよね、ねえ判った?」
    私 「・・・・・」


  • -第104回-
     おかげ様でアールエスFKD宇都宮店開店一周年(2013.8)

    コラム

    2013.07.31

    昨年7月25日にオープン致しましたケアフーズプラザアールエスFKD宇都宮店も、皆様のお陰で開店一周年を迎えることが出来ました。心より感謝申し上げます。

    ここでご存じない方の為に改めて店のご紹介をさせていただきますと、店舗は宇都宮市街のFKD(福田屋)宇都宮店一階にございます。約20坪の店内に治療食・介護食合わせて約1000品目の商品が展示・販売されており、スタッフも管理栄養士、食生活アドバイザー、介護食アドバイザーなど有資格者4名を配置しております。日々お客様からの相談を受けながらその方の状況にあった商品を適宜ご紹介させていただいている、全国的にもあまり例を見ない珍しいお店で御座います。

    そもそも開店のきっかけは、在宅のお客様から「病院を退院したのですが、自宅で引き続き同じ商品を使いたいのでどこか商品の買えるお店を紹介して欲しい」と言ったご意見や、最近では、ご自宅で介護をされている方から「簡単で便利な介護食売っているお店ないの」と言ったご意見をいただくようになり、かねてより私自身温めておりました構想を実現させることになったのであります。そして、この一年間いろいろとお客様のご意見を伺う中で、私なりに店舗の役割と言いましょうか意義のようなものを見つけることが出来ました。

    例によって以下の通り、3つにまとめてみました。
    1.在宅で治療食・介護食を必要とする方が増えていること。
    2.食事相談はお客様一人一人の目線に立って先ずは聞くこと。
    3.このようなお店の役割が今後ますます重要となって行くであろうということ。

    日本はこれから30年あまり高齢化がどんどん進み、三人に一人が65歳以上の人口になると言われております。そんな中この店が病院や施設でご活躍されている皆様の仕事の一助になり、少しでも食事で健康を取り戻すきっかけにしていただければこの上ない喜びであります。

    この一周年を契機に、スタッフ一同より一層精進致しまして、お客様に信頼され愛されるお店作りを目指して行きたいと思っております。どうか今後共ご指導賜ります様お願い申し上げます。尚下記案内図を書かせていただきました。是非一度ご来店いただければ幸いで御座います。