月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第107回-
     ゴミを捨てるな!(2013.11)

    コラム

    2013.11.12

    唐突なタイトルで驚かれた方もいらっしゃるかと思いますが、実は「ゴミを捨てるな」は弊社本社のある工業団地の一角に訳あって立てた看板のことでありまして、今号はこの看板に纏わる話をさせていただきます。

    以前このコーナーでご紹介させていただいたことがありますが、弊社では毎月第一火曜日を社外清掃の日と定め、社員全員で本社・支店のある半径400m~500mのエリアを掃除するのが恒例になっております。これはかれこれ10年近く続けている社内行事であります。私も出張のある時以外はほぼ毎朝同じコースを清掃しているのですが、先日私の掃除を邪魔するかのような出来事がありました。

    それは、ここ何ヶ月か前から同じ場所に毎朝決まってコンビ二袋に入ったゴミが捨ててあるのです。仕事帰りにストレス発散の為にやっているのかどうかかわかりませんが、明らかに故意に捨ててあるのです。私など見るたびに「誰だよ、今日もあるよ」とぶつぶつ言いながら拾っているのですが、一向に止む気配がありません。

    そこで周りの方と相談した結果、苦肉の策として立てたのがこのタイトルの看板でありまして、こうして見るとまぁ良いことをするのも習慣、悪いことをするのも習慣と言ったところでしょうか。私など新入社員の頃、大先輩から厨房を徹底的にきれいにすることを教えられ、時には調理時間より清掃時間の方が長い日もありました。今ではおかげ様で掃除の大切さを肌で感じております。そんな経験もあり、今では5S活動に全社挙げて取り組んでいるところでありまして、毎朝8時から30分間全員で社内の清掃を励行しております。

    毎日同じことの繰り返しでありますが、私共が良い習慣を身につけることで少しでもそれがお客様へ伝われば良いなぁと思っております。機会がございましたら、是非ピカピカの本社・支店にお出かけ下さい。職場が、家庭が、そして社会がきれいになればきっと世界中が住み良い社会になること請け合いです。





  • -第108回-
    今からわくわく2020年東京オリンピック(2013.12)

    コラム

    2013.11.29

    まずもって本年中は大変お世話になり、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。本来であれば一軒一軒お客様の所へおじゃましてご挨拶申し上げるところでございますが、どうかご容赦いただきたく思います。来年も、この社長コラム同様社員共々全力投球で頑張っていきたいと思っております。どうか引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

    さて、2020年のオリンピック開催地が東京に決定されました。皆様方もさぞ感動されたかと思いますが、私などその瞬間を見たいがためにいつもより早起きし、テレビにかじりついておりまして、決まった瞬間思わず大声で万歳をしてしまいました。

    今から約50年前1964年に東京でオリンピックが開催された時、私は小学5年生でした。当時、授業の一環として、聖火リレーを見る為に全校生徒がバスに乗り、那須塩原市の沿道まで出向きランナーを応援したことが思い出として残っております。沿道は人また人で溢れ返り、子供心にオリンピックの凄さに圧倒された記憶があります。2020年にその感動が再び味わえるとあって今から胸がわくわくしております。

    今回東京に誘致決定するにあたって、そんな感動の影で大変な誘致活動が繰り広がられたことをマスコミで知りました。関係者は前回の反省点や改善点を克明に調査し、それを一つ一つ根気強く改善し、今回の結果につなげたのでしょう。私はその報道を聞く度に、月並みではありますが、努力する事の大切さを改めて実感した思いであります。まさしく日本の「段取り八分で技あり一本」と言ったところでしょうか。

    我が社もオリンピック関係者を見習って、これからも努力することを怠らない会社作りを目指して行きたいと思います。どうか今後も引き続き、ご支援・ご指導賜ります様お願い申し上げます。
    ここでまたまた女房登場であります。

    女房「ねぇお父さん、2020年もレスリングの吉田選手の活躍が見たいわねぇ」
    私 「7年後も現役で出来るかなぁ?」
    女房「お父さんも仕事現役で出来るよう頑張って!」

    やぶへびでした。
    いずれにせよ、皆で今から日本を応援しましょう!





  • -第106回-
     ピンチとチャンスの人生(2013.10)

    コラム

    2013.09.30

    皆さんこんにちは、今年の夏は連日連夜暑い日が続いておりましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。おそらく、このコーナーをお読み頂く頃にはすっかり朝夕の暑さも一段落し、季節は一気に秋モードに変身して心地よい風が吹いていることと思います。

    私事で恐縮ですが、12月の誕生日が来ますと大台の60歳となり、還暦を迎えることになります。今号はそんな還暦に纏わる話であります。
    先ずはこの丈夫な体に生んでくれた両親に心から感謝であります。

    子供の頃、還暦のおじさんを見るとえらく老けて見えたものですが、いざ自分がその歳になってみるとまだまだ体力・気力共々元気はつらつでありまして、これから一花も二花も咲かせたい心境であります。

    さてこの60年間の人生を振り返って思うのは、ピンチ、ピンチの連続ではありましたが同時にチャンス、チャンスの連続でもあったように思えます。27歳の時社長の二文字に憧れ何も分からないまま創業し、今日までピンチ、ピンチの連続ではありましたが、若さもあり「なぜ」「なぜ」と自分に言い聞かせながら、素直に「ヨーシじゃこうしょう」「これで行こう」と野球の如く必ずピンチの後にチャンスありと信じ、マイナス要因をプラス発想に切り替え、今日までがむしゃらにやって来ました。

    今では耳にたこが出来るくらい「ピンチの後は必ずチャンスが来るよ」と社員や家族にいい聞かせ、改めて自分への戒めと思っております。私のような学の無い人間がここまでやってこられたのも、ピンチはチャンスの実践と良きお客様そしてまじめな社員に恵まれたお陰と改めて感謝する次第であります。これからも「楽しむ」をキーワードの一つに加え、いろいろとチャレンジしながら少しでも社会のお役に立てるよう一層精進していきたいと思っております。

    ここで家族が全員揃った時の我が家の会話です。
    長女「ねぇお父さんの還暦祝い何が良い?」
    次女「そりゃ決まっているでしょう。赤いチャンチャンコでしょう」(笑い)
    長男「いやいや赤いパンツでしょう」(笑い)
    女房「何でも良いけどお祝いしないとね」
    いやいや皆好き勝手な事を言っております。