月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • 続 継続は力なり (2010.6)

    コラム

    2010.06.14

    小生・・・・「大変お待たせいたしました。」
    読者・・・・「何事ですか?」
    小生・・・・「諸般の事情によりしばし休止させて頂いておりました「社長のコラム」を、(『皆様の熱きご要望が多く寄せられ・・・。』と申し上げたいところでありますが)数少ない私のファンのご要望により、この度復活することと致しました。」
    読者・・・・「あらあら、また楽しみだわ。」(と聞こえてきそうです・・・。)

    そんな訳で、前回同様月一回のペースでアップさせていただくことになりましたので、引き続きご愛読よろしくお願いいたします。今回は「継続は力なり」続編です。

    私の長男(高一 3人兄弟末っ子)が晴れて志望校に入学し2カ月が過ぎました。中学生の頃から走るのが好きで、高校に入ったら是非陸上部に入部したいと決めておりました。念願かなって毎日遅くまで練習に明け暮れ、帰って夕食を取ると正に「ばたんきゅう」状態でありまして「勉強は大丈夫?」と女房も心配顔であります。

    私も同世代の頃を振り返りますと、まさしく同じでありまして、「ばたんきゅう」状態でありました。しかし世の中不思議なもので、私も創業以来30年間社長業を務めさせていただいております。手前味噌ではありますが、それは常にお客様目線に立って満足度を高める努力を継続してきたことが功を奏して、30年の歴史を重ねることができたのではないでしょうか。常に温かい目で弊社を見守って来て下さったお客様に感謝であります。そんなことで息子には「継続は力だよ」と言い聞かせつつ、私への戒めてとしております。

    またまた今夜も自宅で聞こえてきそうな会話です。

    女房・・・・「そんなところで寝ちゃだめよ。」
    息子・・・・「わかった、わかった。」(完全に夢心地の状態であります。)
    小生・・・・「こりゃだめだ・・・。」

    社長のコラム復活です。
    これからも「継続は力」でがんばります。


    株式会社療食サービス
    代表取締役 野村 武夫

  • 変革(2009.8)

    コラム

    2009.08.01

    100年に一度といわれている大不況の中、「チェンジ」、「ことを変える」などと言う言葉が毎日のようにテレビ番組や新聞紙上を賑わしております。われわれの日常の中でも、今まで通りの生活を続けていくことは楽でありますが、いざ何か大きく環境が変わった場合生活のリズムを取り戻すために大変なエネルギーを必要とするものです。企業においても同じことでありまして、常に変革していかなければお客様の満足度を高めることはできないことを常々実感しております。

    最近、お客様から「安くて、使い勝手が良く、そしてこんな付加価値のある商品はないですか。」と言うご意見を耳にすることが多くなりました。以前でありましたら付加価値さえ高ければ価格の面はちょっと後回しということが多かった感がありましたが、今は一番先に来る質問であります。それだけ現場を預かる栄養士様方にとって食材費を抑えることが大きな悩みであることを再認識するところであります。

    その実態を理解し要望に答える為には、より一層社内の活性化を図り、まさしく「チェンジ」変革を心がけ、お客様のご要望に謙虚に耳を傾け実行することが必要だと思っております。私自身トップセールスマンとして皆様の職場にお邪魔し、忌憚のないご意見を頂戴できる様行脚したいと思っております。

    どうかその節はびしびしとご意見賜りますようよろしくお願い申し上げます。


  • 一流とは?(2009.7)

    コラム

    2009.07.01

    小生 「いいか皆、ゴールデンウィークは一流を勉強しに行くぞ。」 子供達 「なぁに?一流って。」
    小生 「一流は一流よ。」


    なにやら訳の分からない会話で始まりましたが、実は一流とは何かを肌で知ってもらおうと私が企画した体験ツアーに子供達を誘った時の一コマです。
    幸いにも東京の老舗一流ホテルの代名詞であります○国ホテルの予約がとれましたので、家族5人めいめいにおしゃれしていよいよお出かけの日がやって参りました。 
    私たちがホテルのロビーに到着するや否や、お出迎えのコンシェルジュが開口一番


    「いらっしゃいませ野村様。」


    なんと気持ちの良い挨拶でしょう。


    長男 「やっぱり違うね」
    小生偉そうに、「そうだろう。一流なぁ、まずはお客様に感動を与えるのが基本なんだよ。」
    家族全員、納得であります。
    続いて、夕食は次女のリクエストで中華料理を食べることにしました。

    次女「わぁ、お母さんの作る中華料理とはだいぶ中身が違うね。」

    小生「一流はなぁ、まずは素材が大切なんだ。そしていつも新鮮なものを使うんだよ。」 これも、納得であります。

    お腹も満腹になり、ホテル内を散策していると

    長女曰く、

    「よくテレビで見かける○○評論家ではないかしら。」
    小生 「一流の人間はそんなことで驚かないんだよ。」

    なにやら今度は納得いかない様子でありました。

    紙面の関係であまり多くを書くことができませんが、子供達もそれなりに一流の仕事術を学ぶことができ良い体験ができたのではないでしょうか。職種は異なりますが、われわれ職業人として一流に学ぶべきことは、やはり人に感動を与えるノウハウであり、そしてその為に日々こつこつと勉強を重ねて行くこと以外にはないのではないかと思います。今回は、改めて他人様の仕事を見ることで勉強させていただいた二日間でありました。時にはこのように生活のパターンを変えてみて、心のサービスを楽しむ時間を作ることも必要ではないでしょうか。

    帰りの新幹線で、

    妻 「一流も良いけどお金も一流だったね。」
    小生 「明日からまた少し倹約するか。」

    全員うなずいてこれまた納得でありました。

    お粗末さまでございました。