月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ほっと一息(2010.11)

    コラム

    2010.11.01

    小生     「コーヒー二つ下さい。」
    店員さん   「いらっしゃいませ。あら、今週もごいっしょですか・・・。」
    家内     「そうなのよ。今日もこれから見学なのよ。」

    日曜日の朝、ファミリーレストランでの店員さんと我々夫婦の会話の一コマであります。

    以前のコラムでもご紹介申し上げたことがございましたが、当家の長男(高一)が陸上部員として頑張っております。本人はまさしく勉強より走るのが大好き人間でありまして、毎週末に競技場で練習するのが恒例になっております。
    そして、その練習風景を二人で見に行くのが夫婦共通の楽しみの一つになっております。
    更に、見学に行く前に近くのファミリーレストランでお茶するのがこれまた恒例でありまして、それが冒頭の一コマであります。

    夫婦生活を20年以上やって来ますと、ご多分にもれず、我々夫婦も我が家での会話が「風呂」「めし」「寝る」の旦那の三拍子に近い、主語の無い会話が横行しつつあります。そんな処に二人の共通の趣味(息子に感謝であります。)を作ることが出来、毎週行くのが楽しみでありまして、何やら新婚時代にタイムスリップしたように出かけております。

    しかし、残念ながら違うのは会話の中身であります。

    家内・・・
    「ねぇお父さん、謙一郎大学入れるかね?」
    「おじいちゃん散歩から無事帰って来たかしらねぇ?」
    「今日の夕食何にする?」

    等々、本当にこれまた一方通行のたわいもない会話でありますが、互いに年輪を重ねあったほっとした時間の過ごし方であります。家内に心から感謝であります。

    最後に
    店員さん   「いつも仲良くて良いですね。」
    女房     「いつもそんなときばかりないのよ。」
    小生のつぶやき「これからもよろしく。」(声がだんだん小さくなります。)

    お粗末さまでした。


  • 今年も踏破に感謝(2010.12)

    コラム

    2010.11.30

    私の夏の恒例行事であります宮環一周(正式名 宇都宮環状道路 一周34.4km)をおかげさまで今年も無事踏破することができました。
    今年は夏が猛暑だったこともあり、夏を断念し涼しい10月に決行いたしました。

    以前にも何度かこのコーナーでご紹介させていただきましたが、初めての方の為に「宮環一周」について少しご説明いたします。

    そもそも歩こうと思ったきっかけは、さかのぼること10年前、ある会合で知人(私より年上の方)と話をしている時に宮環を歩いたことの自慢話を拝聴し、私でもできるのではないかと競争心に駆られたことでありました。

    初回は踏破することのみが目的でありましたが、回を重ねる度に時間の記録への挑戦心も芽生えて来ました。今年は10回目の節目でありますが、そもそも私自身こんなに続くとは思っておりませんでした。どう言う訳か持ち前の「負けん気」を発揮して、いやいや「ただの暇人」の一趣味?ということで今年も難なく踏破することができました。

    それでは次に、この記事を読んだ方で我こそは是非チャレンジしてみたいと思っていらっしゃる方の為に、34.4kmの心の葛藤をご披露申し上げたいと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

    先ずは何事も「段取り八分」でありまして一週間前から体調管理をスタートさせるのであります。
    いつもの晩酌も、徐々に量を減らしつつ34.4kmの歩き方のイメージトレーニングを行いながらとなります。そんな状態ですから、前夜は歩ける嬉しさで中々寝付けません。

    そして、当日は入念に準備運動を繰り返し、いざ出陣であります。
    序盤はルンルン気分で爽快感も増し「これなら24時間平気で歩けるね。」と言いたくなる程絶好調でありますが、半周ぐらい過ぎてきますと徐々に「もう止めてタクシー呼ぼうかな。」などと弱気な虫が現れてきます。

    しかしその虫も時間と共に少しずつ消え去り、ゴールが近づいてきます。そうすると後は占めたもので、念願のゴールと相成る訳であります。

    如何でしょうか。まさしく人生と同じく「山あり谷あり」の34.4kmでございます。
    「何故行くの、そんなにつらいことなら止めたら。」と、送り出してくれる時の女房のいつもの声が聞こえて来るのですが、

    「止めたら男が廃る。」などと訳のわからぬことを言いつつ、何故かゴールした時の達成感が忘れられなく、「来年も。」と相成る訳であります。まぁどちらにしても、踏破できる健康体に生んでくれた両親とグランド(宮環)に共に感謝であります。
    同伴してみたい方がいらっしゃいましたら、来年こそ心からお待ちしております。

    記録♪
    野村武夫 56歳 療食クラブ所属
    6時間05分

    失礼いたしました。


  • ハイ90%です。(2010.10)

    コラム

    2010.09.30

    「ハイ90%です。」
    あれ あれ またまた難解なタイトルでのスタートでありますが・・・。
    さて、ここで問題です。このタイトルの90%は何を連想させるでしょうか。
    それが今回のテーマであります。

    営業会社なので「9月の営業成績達成率90%?」
    もしくは「社内の不快指数90%に上昇?」等、いろいろと思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
    正解は、本社スタッフの非喫煙者の割合です。

    「へぇそんなに少ないの?」という方や「まだ100%になっていないの?」という方等様々でしょうが、
    皆様どのように思われたでしょうか。
    私としましては、世間より少しは高い数字ではないかと感じております。

    当社も一昔前までは、非喫煙者の割合が社員の30%に満たない全く健康意識のない会社でありました。
    斯く言う私も大変なヘビースモカーであった時代がございまして、一日に40本から多い時には60本以上吸っておりました。

    33歳の時に「生まれて来る我が子に何か記念に残ることをしてあげよう。」と思い、一念発起しまして、
    「元気な女の子が生まれましたよ。」と言われた瞬間に持っていたハイライトをゴミ箱に捨てました。

    そこからが私の禁煙生活の始まりでした。幸いにして今まで一度も挫けることなく23年間禁煙を守っております。
    最近では煙を吸うとくしゃみが止まらなくなり、こうも体質が変わるのかと敏感さに驚いております。

    今でも時々「野村さんよく禁煙出来ましたね。」と言われることがありますが、
    人間本気で何か祈願するものが出来れば、大抵のことは成就できるのではないでしょうか。
    そんな訳で、最近社員たちも人それぞれ祈願するものが出来まして、禁煙者が日増しに増えております。

    社内で私がよく言っている「ピンチはチャンス」の経験を実体験することで、健康への意識が高まって来たのではないかと感じております。
    私としては、「健康を食する」会社の社員としての意識を持って、各自が自主的に禁煙していることを素直にうれしく思っております。
    近いうちに「当社に喫煙室が無くなりました。」と言う記事が配信できるよう、粘り強く頑張って行きたいと思います。