月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • B級グルメ参戦か?(2013.3)

    コラム

    2013.02.28

    今号もなにやら意味深長なタイトルでのスタートでありますが、弊社の恒例行事になっております「から揚げ大会」の模様を皆様にご披露申し上げたく書かせていただきました。

     まず、ご存知無い方に改めて「から揚げ大会」の主旨と言いましょうか目的をご説明申し上げます。

    今からさかのぼること約8年前、日頃の感謝の意味を込めて、社員やパート社員に何か出来ないかと考えた末、「私の18番の中でも最上位にランクされる、鶏のから揚げを作ってあげたら喜ぶのではないかなぁ」と思いスタートしたのが始まりであります。

    途中2年程のお休み期間がありましたが、今では恒例行事の一つとしてすっかり定着しております。最近ではメーカー、金融機関、そして日頃お世話になっている方々をご招待申し上げ、来場者は150名を数えるまでになり、その美味しい匂いが広範囲のお取引各位に伝わっております。

    そんなことから、スタッフ(自称から揚げ隊)は本業そっちのけで(社長公認)一週間前から買いだしや準備に余念がありません。なんと言っても作る量が半端じゃありませんのでお肉屋さんもびっくりする量(60kg)を購入しまして、赤飯は家内が担当するわけでありますがこちらももち米(60kg)を炊くのであります。その時、弊社厨房は皆様の厨房と同じくらい熱気に溢れております。

    それもこれもスタッフ一同、来ていただく皆さんに美味しいから揚げを食べていただく一心で作っているからであります。写真は私とスタッフが誇らしげに腕を振るっているところ、及びから揚げを前にスタッフ一同で一息ついているところであります。回数を重ねる内に、男性スタッフのエプロン姿も板について来ているのではないでしょうか。

    パート社員から「社長美味しかったです。来年もまたお願いします」と言われますと思わず頑張ろうと思うのでありまして、B級グルメ参戦までとは行きませんが、時には仕事を忘れ、皆が一つになって楽しく出来ることも必要ではないでしょうか。

    以下に秘伝のレシピを公開しますので、この味を作ってみたい方は是非ご自分でチャレンジしてみて下さい。きっと周囲の方に喜ばれること請け合いです。「いやいや、来年は是非社長のから揚げ食べてみたいわ」と思われるお客様がいらっしゃいましたら、どうぞ営業までご一報下さい。ご招待申し上げます。

    <作り方>
    1.鶏肉(もも肉)は40g~50gに切り、にんにく、こしょうで下味をつけ、一晩ねかせます。
    2.片栗粉を付け180℃の油で揚げます。

    <たれ>
    1.酢、ゴマ油、醤油を適当(男料理の為)に混ぜます。
    2.刻みネギ、千切り大葉を混ぜます。
    3.から揚げにかけ出来上がりです。

    フルコースメニュー(全部手作り)
    赤飯、味噌汁、鶏から揚げ、きんぴら、漬物




  • 今年も元気に楽しく書かせていただきます(2013.1)

    コラム

    2013.01.04




    明けましておめでとう御座います。本年も昨年に引き続きお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

    さて、先月号で「人生楽しんでいますか」と題して女房のライフワークの一端をご紹介させていただきました。今号は「私だって頑張っているよ」と言うことで私のライフワークの一端をご紹介させていただきます。

    寒さの染み入る11月のとある日曜日朝4時、私の恒例行事でありますウォーキング(宇都宮環状道路一周34.4キロ)が今年もスタートしました。早いもので回を重ねること今年で11回を数え、最近では少々「意地」の境地になっておりますが、おかげさまで無事踏破することができました。昨年同様約6時間の格闘でありました。

    実は、今年はサプライズがありまして、なんと地元のテレビ局「とちぎテレビ」が取材に来てくれたのであります。それに乗じて初めて社員の奥さん(相馬由枝さん)と家内がゴールで出迎えてくれました。そのことで今までに無い華やかなゴール風景と相成りました。添付の写真で思わずニコニコしながら花束を受け取っているのが私であります。

    私が12月にとちぎテレビのニュース番組にゲスト出演することが決まり、その収録のためでありまして朝早くから6時間にわたって取材して頂きました。私も初めてのことで緊張しましたが、楽しい経験をさせていただきました。私のウォーキング姿を是非テレビで見たいという方がおられましたら、担当営業までお声をかけていただければ幸いで御座います。

     さて、またまたここで感謝しなければならない方々がおります。もう皆さんお分かりかと思いますが、社員の奥さんと家内であります。ゴールで迎えてくれる人がいるって嬉しいものですね。思わず「続けて良かったなぁ」と思いました。「由枝さん、裕美子ありがとう」・・・・皆さんいかが感じられたでしょうか。

    来年こそは私とウォーキングを通して共に人生を楽しみたい方のご応募お待ちしております。まだまだこれから59歳、元気にがんばります。ここで例の如く、若い方々に「人生を楽しむこつ」の3つのキーワードをご紹介させていただきます。

    1. 仕事も趣味も楽しむよう心がけること。
    2. その思いを長く、永久に持ち続けること。
    3. そして日々何事にも素直に感謝すること。
    以上

    今年も皆様にとって実りある一年でありますことを心より念じております。


  • 心に沁みる親切(2013.2)

    コラム

    2013.01.31

    「えぃ二駅乗り過ごしてしまった!」
    「今日はついてないなぁ・・・」
    これはある日の私の営業日報であります。

    以前にもこのコラムで申し上げたことがございますが、私は日頃の感謝の意を込めまして、月に何度かお客様訪問をさせていただいております。その時はいつも公共交通機関を利用し、バス停や駅からは自分の足で歩くようにしております。歩くことは私の趣味でもありますので、何よりの楽しみとなっております。
    ということで、今回は茨城県西部地区のお客様を営業訪問した時のお話をさせていただきます。

    その日は商談が無事終わり
    「今日は二駅乗り過ごしてしまってタクシー代を使ったので、帰りは徒歩で駅まで戻ろう」と決意し、
    元気良くスタートしたのはいいのですが、途中で道に迷ってしまい、近くにあった惣菜屋さんに立ち寄り、道を聞くことにしました。

    「○○駅までまだまだあるよ」と店のおばちゃんが苦笑いしまがら見送ってくれました。
    私も「ありがとう御座います。頑張ります」と言って再スタートしたものの、中々駅が見えてきません。

    「困ったなぁ、やっぱりおばちゃんの言った通りタクシー乗れば良かったかなぁ」
    と一人つぶやきながら歩いていますと、後ろから一台の車が近づいて来まして助手席の窓が開きました。

    「もし良かったら○○駅近くまで行くので乗っていきますか。さっき店で話聞いていました」の声、
    私は心の中で「えぇ・・こんな親切な方が世の中にいるの?」
    とビックリするやら、嬉しいやら。まして女性ではありませんか。

    あまりに親切に言っていただいたので、思わず
    「ありがとう御座います。お言葉に甘えてさせていただきます」
    と後部座席に乗せていただきました。

    車中、
    「高校生の子供さんがいて、今から部活動の送り迎えに行くところ」だとか、
    「実家が宇都宮で時々帰省している」とか
    気さくに会話が弾み、普段は良いお母さんなんだろうなぁと想像してしまいました。

    乗り込んで数分後に
    「○○駅に着きました。気をつけて!」
    「本当にありがとう御座いました」こんな会話で別れました。

    皆さんいかがです。フィクションでなく、本当の話であります。最近子供たちに「知らない人に声かけちゃいけないよ」などと注意する時代ではありますが、まだまだ日本も捨てたものじゃありませんよねぇ。

    人の情けに触れると今度は自分が人に与えたくなります。そんな教育を世の大人達が子供達にできたら良いなぁと感じました。

    足どり軽く帰宅し早々女房に話したところ
    「お父さん良い話ね。2月号これ書かないで何書くのよ」と肩をたたかれた次第であります。
    ちょっと良い話ご披露させていただきました。