月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • -第112号-
    我が家は相撲部屋?(2014.4)

    コラム

    2014.03.31

    弊社界隈の桜がいよいよ開花となり、春を告げる良い季節になって来た今日この頃、歳を重ねると共に日本人に生まれてきたことに改めて感謝する一時でもあります。皆様の地域の桜はいかがでしょうか。今号は我が家の食事に纏わる話で御座います。どうぞお付き合いください。

    「ねぇそんなに作って誰が食べるのよ。我が家は相撲部屋?」と週末になるといつもながらの女房の声が聞こえてきます。

    実は我が家では前々から週末になると、私が手料理(10番から18番メニュー)を作って家族に食べさせることが恒例になっておりました。子供たちが巣立った今でも過去の分量が忘れられず、ついつい写真のけんちん汁のような多量の料理を作ってしまう癖がありまして、作ってから「こりゃ相撲部屋並みだ」と思うのでありますが、時遅しであります。

    女房から「どうして二人分の分量作れないのよ」と小言を言われるのでありますが「良いじゃないか。作ってやっているんだから」と私も防戦します。

    この紙面をお借りして少々私の心境を語らせていただきますと、実は以前子供達から「お父さんのカレー美味しいね、また作って!」などと褒められたことが、心地よい記憶として残っておりまして、買い出しの段から私の心はすでに相撲部屋状態なのであります。いつも「え、こんなに?」と女房に呆れられてしまうのでありますが、まさしく「判っちゃ要るけど止められない」のが私の言い分であります。

    そんなことで我が家は一週間程同じものを食べることになるのでありますが、最近では女房も心得てきまして「今日のてんぷらで明日は天丼ね」と理解を示してくれます。・・・・何と幸せなことか。これからも自然の恵みを無駄にすることなく、健康で三度三度のご飯が食べられることに感謝しつつペンを置きたいと思います。お付き合いいただきましてありがとう御座いました。



  • -第111号-
    銅像(2014.3)

    コラム

    2014.02.28

    「ええ、もう自分の銅像作ったの!」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。ご安心ください。実はこの銅像、残念ながら私の像ではございません。少々訳がありまして昨年暮れ本社玄関内に移転したものであります。今号はそんな銅像に纏わる話です。

    元々この銅像は弊社から100㍍程離れた場所に建っておりましたが、今回その管理者である組合の移転に伴い安置できる場所が無くなり、行き先を探すことになりました。私が以前から時間を見つけてはその像と周辺の掃除をしていたこともあり、即座に弊社で管理することを願い出、組合の承認を得た次第なのであります。

    この像は今私どもが本社事務所としてお借りしている建物の所有者である会社の初代社長の像であり、私にとってこの銅像は感謝の念に耐えないものであります。その方は今から40年ぐらい前、この地でご商売され地域の方々に大変慕われ貢献された方でありまして、人生の先輩としてはたまた商売の先輩として生前お会いして見たかったなぁと思う一人であります。

    今ではそんな立派な方の銅像を弊社で管理できることを大変光栄に思っております。人間、60歳を過ぎて初めていろいろわかってくることも多いですね。その一つはルーツに対する感謝の念であります。祖先に対する感謝の念、先輩に対する感謝の念、親に対する感謝の念などなどたくさんのルーツに対する感謝の念であります。今回も同様で、この銅像の主がこの地で商売をされてなければ弊社とのご縁も無かったわけであります。 

    これからも長きにわたりお付き合いを頂いているお客様や、創業から私を支えてくれている社員等、ルーツへの感謝の念を忘れずに商売に勤しんで行きたいと思う今日この頃であります。そんな偉そうなことを言っていますとなにやらまたまた女房の声が聞こえてきそうであります。

    「ねえお父さん偉そうなこと言っているわねぇ、その前に私のこと大事にしないといけないわよ」
    ごもっともで御座います。今銅像はわが社の正面玄関で皆様を暖かくお迎えしております。是非お立ち寄りください。



  • -第110号-
    踏破(宮環)しちゃいました(2014.2)

    コラム

    2014.01.31

    「またこの記事!」とお思いの方も多いかと思いますが、是非最後までお付き合い頂ければ幸いで御座います。

    初めての方の為に宮環ルーツをご紹介させていただきますと、この宮環一周(宇都宮環状道路34.2キロ)を踏破するのが目的であります。今では私の恒例行事になっておりまして、かれこれ10年以上続けております。

    最初のきっかけは、ある知人が歩いたことに刺激され、私も出来るのではないかとはじめたのがきっかけでありまして、今では夏から秋にかけ早朝の清々しい時間を利用しただただもくもくと一人で歩くのであります。おかげ様で今年60歳の節目の年も無事走破することが出来改めて健康の有難さを実感しているところであります。

    「なぜそんなことをするのよ」「暇よね」と言ったお声が聞こえてきそうでありますが、そんなお声にお答えすべく、またこの機会に「是非一度チャレンジしてみたいわ」と言う方の為に本音の話を内緒で書かせて頂きました。ご参考になさってください。

    どちらにしても思うことは健康の有難さであります。この丈夫な体に生んでくれた両親に先ずは感謝であります。若い頃、若さにかまけてこれと言ったことはしていませんでしたが、今思うともっと健康や心の為の投資をしておけば良かったなぁと実感するところであります。良い音楽に出会う、自然に親しむ、思いっきりスポーツを楽しむ、そして良い本と出会う、などなどどれもこれも自分を成長させてくれる材料がいっぱいであります。

    皆さんはいかがでしょうか。今からでも遅くはありません。自分にあった材料を見つけ出し大いに人生を謳歌し互いに悔いのない生き方をしたいものですね。さぁ今夜は私も読書といきますか。ここでまたまた女房登場であります。

    女房「ねぇ お父さん もう若くないのだからそろそろ宮環止めたら?」
    私 「いや ここで止めたら男が廃るよ」
    今夜も我が家は判らない会話であります。

    参考
    1. 「継続は力なり」を自分の体で実践したいため。
    2. ゴールした時の満足感がたまらないため。
    3. 皆さんに公表してしまい、途中で止められなくなってしまったため(これが本音ですかね)


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