月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​-第193号-​おかげさまで41周年を迎えることができました!(2021.4)

    コラム

    2021.04.01

    今から41年前(昭和56年)、「社長」の二文字に憧れ、「お金無し・学歴無し・地盤無し」の私が若干27歳で創業した会社も皆様のご愛顧により41周年を迎えることができました。ご愛顧いただいた皆様、支えてくれた社員には感謝してもしきれません。今号は41年の経営で学んだことを少し皆様にお話しさせていただければと思います。どうぞ最後までお付き合いください。


     「社長」の二文字に憧れ、将来23人ぐらいの社員を雇用できれば良いなぁと思って創業しましたが、現在では当初の目標の約100倍の200人近くの方に働いていただいております。創業当時を振り返りますと、夢のような世界であります。

    時々お客様から「あら、すごいわね!昔と天と地とはこの事かしら」と驚かれることがあり、ありがたい限りであります。

     そんな私が創業時から一貫して実践してきたことがございます。それは、「人の話を聞く」ことであります。「聞き上手」は「話し上手」というくらい「聞く」ことには得があります。とにかく日々聞くことを心がけてきました。むしろ、分からないことが多かったので、聞くこと以外に道がなかったというのが本音かもしれません。

    特に、年長者や専門家の話は82か、91の割合ぐらいで聞くことに徹してきました。真剣に聞くと相手にもそれが伝わるもので、もっとこの人に教えてあげようといっぱい話してくれるのです。そこで分かったことは、聞きっぱなしではダメだということです。良い話は一つでも実践することが大切なのです。「この話はこうすればお客様に喜んでもらえるだろう」「この話はこうすれば社員に役立つだろう」といった具合に躊躇なく実践してきました。そんな実践が良かったのかもしれません。

    学歴が無いということは、むしろプラスになることも多く、学歴が無かったからこそより貪欲に学ぶことができたと当時の自分にも感謝であります。そして、もう二つ感謝すべきことがあります。一つ目は、私を支え、会社を41年間牽引してくれた社員達であります。41年の中には困難にぶつかることも多々あり、そんな時いつも力になってくれました。これからも「社員ファースト」で経営を進めて参りたいと思います。二つ目は家族です。特に家内には、私の体を気遣い献身的に尽くしてくれたことに改めて感謝であります。また、3人の子供達にも父親らしいことは何一つできませんでしたが、よく素直に育ってくれたものだと感謝であります。


     これからもお客様のお力を頂きながら50周年に向け社員共々頑張って参ります。どうか引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。そして、弊社の理念であります「食を通じて元気をお届けする」ことで、少しでも社会に貢献できればこの上ない喜びであります。今号も最後まで読んで頂きありがとうございました。今号も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。


    私  「41期がスタートだよ」

    女房 「お父さん、早いね」

    私  「早く息子にバトンタッチできるよう頑張るか!」

    女房 「お父さん、本読みながら寝ている場合じゃないわよ!」

    お粗末さまでございました。

    2021年4月_3