月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • 笑う門には福来たる(2009.2)

    コラム

    2009.02.02

    米国の金融危機で始まった世界恐慌が瞬く間に日本に上陸し、百年に一度の経済不況に見舞われております。普段の私達の生活においても、石油製品や穀物価格の高騰で食品をはじめとして身近な必需品の値上がりが進んでおります。

    家内もスーパーに足を運ぶ度に、「また魚や野菜が値上がりしていたわよ。」とぶつぶつ呟きながら渋い顔で帰って参ります。それは正に、地球のグローバル化が進み、良いにつけ悪いにつけ、「世界は一つなのだ。」と実感させられる時でもあります。

    しかし、ただ世を憂えていただけでは我々の生活は何も変わりません。こんな時ほど、私の持論でもある「ピンチはチャンス」の精神で難局を乗り切って行きたいものです。「ぼろは着てても心は錦」ではありませんが、日々の暮らしの中で楽しい生活のリズムを作る事も良いですね。

    家族でコタツを囲み、普段中々できない会話を思いっきり楽しんで笑ってみる。職場で笑いの材料を発掘してコミュニケーションを図れるように努力してみる。等々、何でも試してみることです。まずは、お金をかけず身近な生活の中で工夫して明るい材料を作る事が、この難局を乗り切る第一歩ではないでしょうか。

    思い出してください。北京五輪での日本人選手の活躍や、相次いだ日本人のノーベル賞受賞など明るい話題も少なくありません。こんな時こそ、もっともっと皆で笑顔をつくれる機会を増やして不景気風を吹っ飛ばそうではありませんか。


  • 一枚の大きなカレンダー(2009.1)

    コラム

    2009.01.06

    新年明けましておめでとう御座います。


    昨年の暮れに一枚の大きなカレンダーが我が家に届きました。差出人は以前弊社の茨城営業所に勤務していた横須賀君でした。


    栄養士さん方の中にはご記憶のある方がおられるかと思いますが、彼はお客様からの信頼度弊社№1の営業マンでした。
    しばらく前に退社され、今では別の世界で大活躍されております。


    同封されていた便箋を開けてみると「社長の下でやらせていただいたおかげで、このようにまがりなりにも会社カレンダーを作るまでになりました。療食サービスで働いていたことに感謝しております。」概ねこのような内容の手紙が入っておりました。


    私はあまりの嬉しさに思わず涙があふれてしまいました。 


    私は常々、時が経っても人の縁でこのようなお付き合いができますことを人生の最高の勲章と思っております。


    何故彼がお客様から信頼いただいていたか振り返ってみますと、まさしく社是(感謝の心、謙虚な心、素直な心)の忠実な実践者であり、そして特異稀な努力家であったからこそだと思います。


    幸いにして、今その文化は、弊社営業マンやお客様に直接接することの少ない事務系社員にも脈々と息づいているものと自負しております。 


    今年も社是の精神を大切にして、お客様にご満足いただける様社員一同がんばっていく所存でおりますので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


    我が家の壁の特等席で大きなカレンダーが燦燦と輝いております。


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