月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • ​​​​​​​​​-第168号-
    「ありがとう」の光明(2018.12)

    コラム

    2018.12.01

    私は毎朝我が家の仏壇・神棚に向かって「今日一日よろしくお願いします、ありがとうございます」一日を終え「今日一日ありがとうございました」まぁこんな具合で手を合わせております。今号はそのことに関連して「ありがとう」の光明と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


    若い頃、この「ありがとう」が中々言えず、特に親に対しては全く言えませんでした。若さゆえ恥ずかしさが先に立ったのかもしれません。しかし歳を重ねていきますと、この「ありがとう」が自然に素直に言えるようになるから不思議ですよね。現在、我が家では「ありがとう」がすっかり定着しております。


    さて、ここで皆さんに今年最後のプレゼントと致しまして「ありがとう」の効力についてお話させていただきます。今から10年程前の話になりますが、こんな出来事がありました。当時、弊社では毎週末洗車日と致しまして営業車を全員で手洗い洗車しておりました。そしてそんな関係もあり、私も毎週末自宅で自家用車を洗車しておりました。又、乗る前と乗り終えた後に必ず車に向かって「ありがとう」と自然に言っておりました。


    そんなある日、私のよそ見運転から前の車に追突しそうになったことがあったのです。私は瞬間的に「もう駄目だ」と思いましたが、これが不思議と間一髪難を逃れたのであります。皆さんどう感じとったでしょうか。「たまたま偶然だよ」と思う方もおられるかと思いますが、私は単純な男ですので、普段の「ありがとう」が車に乗り移って「今回だけ、助けてやろう」と車の神様が思ったのかも知れないと正直思いました。


    それ以来、車に限らず何事に対してもこの「ありがとう」を言うよう心掛けております。普段使っているメールの返信にも「ありがとう」、もちろん我が家のおなじみ愛犬(タロウ・サスケ)に対しても、迎えてくれた時「ありがとう」、寝る時「ありがとう」ありがとうの連発なのであります。そうするとタロウ・サスケもわかるのですね。それに答えるべく大きく尻尾を振って私に応えてくれるのであります。私はまた嬉しくなって「ありがとう」まぁこんな具合であります。


    せっかく親から頂いた命ですから、大事にしてハッピーな人生で終わりたいものです。その為にはこの「ありがとう」を局面、局面で使うことが人生の潤滑油になるのではないでしょうか。恥ずかしくて未だ言えていない方も、是非今日から実践してみてはいかがでしょうか。きっと「ありがとう」の光明があること間違いなしであります。


    さて、遅くなりましたが皆様に文字通り今年一年の感謝を込めて「一年間ありがとうございました」と申し上げ、そして2019年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますこと心から念じております。今年も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • ​​​​​​​​-第167号-
    ​えぇっ‼、ストーカー?(2018.11)

    コラム

    2018.11.01

    やら、物騒なタイトルでスタート致しましたが、実はこれ我が家で飼っております、おなじみタロウとサスケ(柴犬オス)の話でありまして、久々にこのコーナーへの登場であります。今号は少し癒しを感じていただきたく書かせていただきました。どうぞ最後までお付き合いください。


    おなじみ我が家のタロウとサスケもおかげさまで4歳半となりました。人間で言いますと35歳前後と言ったところでしょうか。2匹は相変わらず早起きで、毎朝4時30分に起床するのであります。おかげで、我々夫婦も夏冬関係なくオールシーズン365日休みなく4時30分起床です。今ではすっかりその時間帯に起床することが習慣化されました。


    私は、その2匹、特にタロウから最近心地よいストーカー行為を受けているのであります。朝私がスーツに着替え、今日は仕事だなぁとわかりますと追って来ませんが、いざ休みだとわかりますと、もう大変です。人(犬)が変わったように「好きよ!好きよ!」と攻め立てて来るのであります。食事をしていようが、トイレに入っていようが、新聞を読んでいようが全くお構いなしにラブコールを送ってくるのであります。女房から「お父さん、もうタロウちゃん目がハート型よ、そんなに好かれて、幸せね」と言われているのでありますが、まぁ人からであろうと犬からであろうと好かれるのは光栄なことだと思っております。人間社会のストーカーは悲惨な事件に発展することがありますが、我が家のストーカーはいたって平和主義者なのであります。


    これを機会に犬を飼ってみたいという方「心地良いストーカー行為を受けるための3つの心得」と題しましてご紹介させていただきます。先ず家族の一員としての基本的なルールを躾けるにしても、人間の子供に接するように愛情を持って叱って下さい。虐待等はもっての外であります。そして指示に従えた時は、ちょっとオーバーアクション気味にほめてあげてください。更に、これが一番大切かと思いますが、人間同様、犬の尊厳を守り同じ生き物として平等に扱うことであります。そんな気持ちを抱きながら普段から犬に接して行きますと、犬も飼い主の気持ちを理解し、そのお返しにいっぱい、いっぱい癒しをくれるのであります。皆様、是非試してみてください。


    これからも、タロウとサスケの2匹が縁あって我が家に来た以上最後まで「野村家に飼われて良かった」と思ってもらえるよう心を込めて育てて行きたいと思っています。

    少しは癒しになったでしょうか。今号も夫婦の会話で閉めたいと思います。


    女房 「ほら、タロウちゃんまた見ているわよ、早く行ってあげて!」

    私  「タロウちゃんごめんね、今行くよ」

    女房 「私とタロウちゃん、どっちが大事なのかしらね」

    私  「・・・・・?」

    お粗末さまでした。

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  • -第166号-
    ​​30年ぶりの再会​​​​​​​​(2018.10)

    コラム

    2018.10.01

    「えーっ!今号タイトル面白そうね!」「これ、社長の元カノの話?」などなど、皆さんいろんなことを想像される方がおられるかと思いますが、実は、私どもがお世話になった某食品メーカーIさんとの再会の話であります。艶っぽい話を期待された方には、ご期待に添えず申し訳ありません。今号は「30年ぶりの再会」と題しまして、営業マン冥利に尽きる話をさせていただきます。どうぞ最後までお付き合いください。


    皆様のおかげで弊社も今年で38年を迎えることができました。これも偏にお客様はじめ関係各位のご協力のお蔭で御座います。30年ぶりに再会できたIさんも、創業期に多大なお世話を頂いた方でありましたが、その後、転勤を境に音信が途絶えておりました。しかし、神様のおぼしめしかどうかわかりませんが、30年ぶりに再会を果たすことができました。


    再会シーンからスタートであります。

    私  「Iさん久しぶりですね。お元気でしたか」

    Iさん「野村さん、変わらないですね」

    私  「あの頃、互いに燃えていましたね」

    Iさん「充実感があり、楽しかったですね」


    普段と変わらぬあいさつ風景でありますが、私に取りまして、この再会は自分に勲章を頂いたような思いでありました。「人生って、良いなぁ」とつくづく感じた次第であります。先ほど神様のおぼしめしと書きましたが、人の縁とは、思われないと実現できないものだと思っております。きっと神様が二人にご褒美をくださったのでしょう。神様に感謝であります。


    そしてもう一組感謝しなければならない人がいるのであります。それは私の両親であります。私は子供の頃、親の背中を見て育ちました。父や母はいつも誰に対しても接し方が上下関係なく、同じ目線で接していたように思えます。そんな姿を子供心に見て、当時当たり前のように感じておりました、今それが大きな財産になっているのであります。


    そんな振る舞いがIさんに通じていたのでしょう。これからもそんな父母の思いを大切にしながら子供たちや社員たちに伝授して行きたいと思います。そんな気付きを頂いたIさんとの30年ぶりの再会でした。Iさんに幸多かれと祈るばかりであります。今号も最期まで読んで頂きありがとうございました。今号はIさんとの別れのシーンで閉めたいと思います。


    私  「家庭での会話は孫中心の会話なんですよ」

    Iさん「お互いそんな歳になりましたよね」

    私  「Iさん健康に留意されて、お元気で!」

    Iさん「野村社長もお元気で、益々のご発展祈っています」

    家に帰って、女房との会話

    私  「今日は良い一日だったなぁ、人生に乾杯の日だね」

    女房 「お父さん、良かったねぇ」

    お粗末様でした。

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