月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • -第124号-
    またまた仲間が増えました!(2015.4)

    コラム

    2015.03.31

    私の通勤途中でありますお宅の庭先に福寿草の花が芽吹き始めておりまして、思わず足を止めて眺めてしまいます。春を告げる草花が一気に芽吹き始め、一歩一歩春の足音が聞こえてきそうな状況です。そして、この紙面を読んでいただいている頃にはすっかり桜の花も満開になり、春を満喫しているところだと思います。

    皆さんこんにちは。今号は「またまた仲間が増えました!」ということで、春にちなんだ話題をお送りいたします。先ずは皆さんこのタイトルでどんなことを連想されましたでしょうか。

    私  「遠いところありがとうございます」
    A君 「いえ、こちらこそよろしくお願いします」
    私  「私どものどんなところに興味を持たれましたか」
    A君 「この業界に将来性を感じ、受けてみようと思いました」

    もう皆さんお分かりですよね。実はこの会話はわが社の採用試験の面接風景であります。前号でご案内致しましたように、主に茨城県つくば支店開設に伴い人員を補強する為の求人であります。また同時にこれを契機によりお客様に近づき一層のサービス強化を図る目的もありまして、当社では過去にない9名を採用致しました。

    私も思い起こせば40年前真剣になって面接試験を受けたものであります。いつの時代も試験は人生の節目であり未来への登竜門であります。でも、40年も経ちますとすっかり求人方法も様変わりしておりまして、以前は職安に出向いて求人をお願いするのが常でありましたが、今ではすっかりアナログからデジタルへと時代は変貌しております。当社もご多聞にもれずインターネットを介して求人にトライしております。

    当社も日本中から応募が来る時代になったことに感心しておりまして、世の中の進歩のスピードに圧倒されております。しかしながら、求人方法は変わっても人を面接するという過程に変わりはなく、お見合いと同じように顔と顔を突き合わせ、相手がどのようなことを望んでいるのか、或いは会社と波長が合うのかどうか確かめることが大切であります。そう言った意味から、時代が変わってもこと採用に関しては人物本位に変わりはありません。

    ここでもう一つついでに何を持って採用基準としているかご披露致しますと、私は学歴や経験も大切なことだと思いますが、先ずはアナログ的かも知れませんが、素直な心を持っている人物なのか、或いはこれから磨けばより素直な心で仕事にトライ出来る人物なのかその点を大きな判断材料としております。

    まぁどちらにしても人間である以上先ずは人に好かれないと始まりませんよね。お陰さまで、今回磨けば素直な心の持ち主9名を採用致しました。これから社員教育を徹底し1日でも早く「○○君中々仕事出来るようになったじゃない」「○○君良い提案ありがとう」とお客様から喜んで頂けるよう全社挙げて取り組んで参りたいと思っております。どうか皆様におかれましてもしばらく時間を頂き暖かく見守って頂ければ幸いで御座います。

    今号は採用に纏わる話で御座いました。最後までお付き合いいただきありがとう御座いました。


  • -第123号-
    つくば支店開設(2015.3)

    コラム

    2015.02.27

    やっと待ち遠しい春がやってまいりました。子供の頃、ぽかぽか陽気に誘われ母親に連れられて、弟と三人田んぼのあぜ道に咲いているヨモギを摘みに行ったことがあります。その摘んだヨモギを家に持ち帰り、家族で草餅を作って食べました。まだまだ寒い日でありましたが、この時期が来ると楽しい思い出と共に母を懐かしく思い出します。

    話変わりまして、今号のタイトル通り弊社は2月17日茨城県南部に位置するつくば市につくば支店を開設致しました。今号は開設に伴うご挨拶で御座います。どうかお付き合いください。元々茨城県内の拠点は5年程前まで水戸営業所として長年営業を続けておりましたが、北関東自動車道開通に伴い営業所を閉鎖し宇都宮支店に統合させた経緯がございます。従ってつくば支店は茨城県内としては2度目の開設と言うことになります。

    このコーナーで耳にタコが出来るほどお話をさせて頂いておりますが、私の好きな言葉に「素直な心」があります。社是の一つでもあります。それを実践するためには先ず私自信が素直な心の実践者でなければなりません。その為に私がお客様の処にお邪魔した時に必ず心掛けていることがあります。それは心をニュートラルにして聴いて、聴いて、そしてまた聴いてと言うように聴きの連発を実践することであります。

    ある時お客様から「宇都宮から営業に来ること大変だわね」「やっぱり地元(県)に拠点がないと親近感が湧かないわよ」と言った貴重な意見を頂き「これこそまさしく天の声だ」と思った次第であります。そして、思うとすぐ実行に移したくなる立ちでありますので、今回の支店開設と相成った訳であります。

    皆さんもご存知のようにつくば市はこれから益々発展する未来都市であります。弊社と致しましても、この未来都市にあやかり皆様のお力を頂きながら貢献できる会社作りを目指していきたいと思います。どうか引き続きご愛顧賜りますよう心よりお願い申し上げます。

    尚、このつくば支店開設と合わせて、群馬県の前橋支店を高崎支店に、埼玉県の春日部支店を大宮支店に共に移転致しました。今後も、一にも二にも心と体をお客様に一歩でも二歩でも近づけるようフットワーク良くご提案していきたいと思っております。こちらも併せてお願い申し上げます。またお近くにお立ち寄りの際は是非支店にお立ち寄りください。支店長初めスタッフ一同心よりお待ちしております。最後になりましたが、支店としてご提供できるお客様のメリットをまとめて終わります。

    お客様のメリット
    1. よりきめ細やかなサービスをご提供できること。
    2. 親近感を抱いていただけるよう更に誠心誠意務めること。
    3. 地域に根差したより身近な話題をご提供できること。


    つくば支店              高崎支店              大宮支店

  • -第122号-
    任せる(2015.2)

    コラム

    2015.01.30

    「今年はあったかい冬ですね」と言いたいところでありますが、やっぱり冬は寒いですね。それでもこの2月を乗り切るとほっかほっかの春本番です。お互いにもう少しがんばりましょう。今号は昨年11月に行われました弊社恒例行事であります「唐揚げ大会」の模様を交えながら、タイトルの「任せる」をテーマに少しお話しさせていただきます。どうぞお付き合いください。

    11月末、添付写真の通りの光景で約200名のお客様をお招きし、盛況のうちに終わることが出来ました。このコーナーで何度かご紹介しましたように、元々弊社社員の為に私の18番メニューであります、唐揚げを作って食べてもらおうという企画でスタートしたものでありましたが、今ではすっかり人の輪が広がり、取引先関係の方々にも食べていただいております。

    今回も昨年同様鶏肉80kgを使用いたしました。皆さん「美味しい、美味しい」の連発で「美味しかったので10個食べちゃったわ」と言う女性もいらっしゃいました。この唐揚げ大会は毎回ご好評を頂き弊社の大きなイベントに成長しております。

    ここまで来るには少々の歴史が御座いまして、当初は赤飯、きんぴら、漬物と、唐揚げ以外は全部自宅で準備しておりました。じいちゃん、ばあちゃん、女房と家族総出で切り込みをしていたことが今更ながらに懐かしく思いだされます。ところが、最近の私の役割はどちらかと言いますと接待係と言ったところであります。段取りは全部総務課長が切り盛りし、安心して任せております。

    さて、ここからが本題であります、何事も初めは1人や2人からやることが多いですよね。弊社も昭和56年創業時2人からのスタートでありました。お陰さまで34年立った今では協力会社含めて約150人のメンバーが弊社を盛り上げていただいております。私の好きな言葉に「継続は力なり」と言うことわざがあります。継続の力とは、自分の力もさることながら、むしろ他人の力を借りて継続することが本来の力ではないかと思っております。

    他人の力を一同に集結させて、それを束ねることで大きなうねりに変えていく、そんな力こそ継続につながって行くのではないかと信じております。その為には先ずは自分が一生懸命努力すること、そして他人の力を借りる謙虚さを持つこと、そして最後に信頼して人に任せること。このことの一連の三拍子が必要ではないでしょうか。

    弊社ではコールセンター受注業務からお客様にお届けする配送まで一貫して協力会社にお願いしておりまして、まさしくお任せしております。また社内業務は営業に長けた人、企画に長けた人、物流に長けた人と言ったように適材適所に社員を配置しております。人と言うものは本能的に任されると嬉しくなるものでありまして、もっともっと頑張ろうと思うものであります。

    今回も多くのお客様から「今年の唐揚げ一段と美味しかったわ」と言って頂けました。それもこれも総勢12名で構成された唐揚げ隊を信頼してお任せした結果でありました。是非「来年こそ唐揚げ食べてみたいわ」と言うお客様、どうぞご遠慮なく営業までお申し付け下さい。心より歓迎申し上げます。



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