月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第100回-
     巣立つ春(2013.4)

    コラム

    2013.03.29

    巣立つ春
    今、本社近くのしだれ桜は満開で、これぞ日本の春と言わんばかりに咲き誇っております。私はこの桜を見るたびに「日本人に生まれて良かったなぁ」と思っております。皆さんの地域の名物桜は如何でしょうか。春と言えば卒業、そして入学と新旧が入れ替わる時期でもあり、出会いと別れの季節であります。今号は我が家の春のひとコマをご紹介させていただきます。

    我が家の長男もおかげさまで志望大学に無事合格し、4月から晴れて横浜で一人暮らしをすることになりました。もうすでに長女、次女も社会人として生活しているのでこれで我が家の子供たち全員が巣立って行ったことになります。

    よし、これからは自分の時間を大いに楽しむぞ」と息巻く私でありますが、いざいなくなるとこれが何ともすっきりいかないものです。
    そんな私を見て、
    女房「お父さん子ども達がいなくなって寂しいでしょう」
    私 「・・・・・」
    女房「私がいるじゃない。元気だして!」
    私 「そうだな・・・・」

    実は我が家はずっとじいちゃん、ばあちゃん、私たち夫婦、そして子供たち総勢7人三世代での生活が長かったせいか、夫婦二人だけでの生活は何かポカンと心に穴が開いたような感じがいたしましてなんとも落ち着きません。

    特に末息子は茶の間でゴロゴロすることが多く、わずらわしさを感じる時もありましたが、いなくなってみると寂しさがこみ上げてきて家族の有難さを痛感しているところであります。

    そんな私の心の内を察してかどうかわかりませんが、女房が「お父さん子供はいつしか巣立つもの、最後は夫婦よね、仲良くやろうね」と、どこかのテレビドラマに出てきそうな、妙に説得力のある台詞で元気づけてくれます。そんなことで我が家もまさしく社会の縮図の如く核家族の仲間入りです。

    そこでこれから同様の経験をされる男性諸氏に申し上げます。そんな時、先ずは自分の心に恥じることなく素直になって奥様に愛情をいっぱい注いであげてください。そうすれば情けが二倍になって返ってくること請け合いです。これはボヤキ父親の弁でございます。それにしてもこうなると「女性の方が強い」ですねぇ。



  • B級グルメ参戦か?(2013.3)

    コラム

    2013.02.28

    今号もなにやら意味深長なタイトルでのスタートでありますが、弊社の恒例行事になっております「から揚げ大会」の模様を皆様にご披露申し上げたく書かせていただきました。

     まず、ご存知無い方に改めて「から揚げ大会」の主旨と言いましょうか目的をご説明申し上げます。

    今からさかのぼること約8年前、日頃の感謝の意味を込めて、社員やパート社員に何か出来ないかと考えた末、「私の18番の中でも最上位にランクされる、鶏のから揚げを作ってあげたら喜ぶのではないかなぁ」と思いスタートしたのが始まりであります。

    途中2年程のお休み期間がありましたが、今では恒例行事の一つとしてすっかり定着しております。最近ではメーカー、金融機関、そして日頃お世話になっている方々をご招待申し上げ、来場者は150名を数えるまでになり、その美味しい匂いが広範囲のお取引各位に伝わっております。

    そんなことから、スタッフ(自称から揚げ隊)は本業そっちのけで(社長公認)一週間前から買いだしや準備に余念がありません。なんと言っても作る量が半端じゃありませんのでお肉屋さんもびっくりする量(60kg)を購入しまして、赤飯は家内が担当するわけでありますがこちらももち米(60kg)を炊くのであります。その時、弊社厨房は皆様の厨房と同じくらい熱気に溢れております。

    それもこれもスタッフ一同、来ていただく皆さんに美味しいから揚げを食べていただく一心で作っているからであります。写真は私とスタッフが誇らしげに腕を振るっているところ、及びから揚げを前にスタッフ一同で一息ついているところであります。回数を重ねる内に、男性スタッフのエプロン姿も板について来ているのではないでしょうか。

    パート社員から「社長美味しかったです。来年もまたお願いします」と言われますと思わず頑張ろうと思うのでありまして、B級グルメ参戦までとは行きませんが、時には仕事を忘れ、皆が一つになって楽しく出来ることも必要ではないでしょうか。

    以下に秘伝のレシピを公開しますので、この味を作ってみたい方は是非ご自分でチャレンジしてみて下さい。きっと周囲の方に喜ばれること請け合いです。「いやいや、来年は是非社長のから揚げ食べてみたいわ」と思われるお客様がいらっしゃいましたら、どうぞ営業までご一報下さい。ご招待申し上げます。

    <作り方>
    1.鶏肉(もも肉)は40g~50gに切り、にんにく、こしょうで下味をつけ、一晩ねかせます。
    2.片栗粉を付け180℃の油で揚げます。

    <たれ>
    1.酢、ゴマ油、醤油を適当(男料理の為)に混ぜます。
    2.刻みネギ、千切り大葉を混ぜます。
    3.から揚げにかけ出来上がりです。

    フルコースメニュー(全部手作り)
    赤飯、味噌汁、鶏から揚げ、きんぴら、漬物




  • 今年も元気に楽しく書かせていただきます(2013.1)

    コラム

    2013.01.04




    明けましておめでとう御座います。本年も昨年に引き続きお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。

    さて、先月号で「人生楽しんでいますか」と題して女房のライフワークの一端をご紹介させていただきました。今号は「私だって頑張っているよ」と言うことで私のライフワークの一端をご紹介させていただきます。

    寒さの染み入る11月のとある日曜日朝4時、私の恒例行事でありますウォーキング(宇都宮環状道路一周34.4キロ)が今年もスタートしました。早いもので回を重ねること今年で11回を数え、最近では少々「意地」の境地になっておりますが、おかげさまで無事踏破することができました。昨年同様約6時間の格闘でありました。

    実は、今年はサプライズがありまして、なんと地元のテレビ局「とちぎテレビ」が取材に来てくれたのであります。それに乗じて初めて社員の奥さん(相馬由枝さん)と家内がゴールで出迎えてくれました。そのことで今までに無い華やかなゴール風景と相成りました。添付の写真で思わずニコニコしながら花束を受け取っているのが私であります。

    私が12月にとちぎテレビのニュース番組にゲスト出演することが決まり、その収録のためでありまして朝早くから6時間にわたって取材して頂きました。私も初めてのことで緊張しましたが、楽しい経験をさせていただきました。私のウォーキング姿を是非テレビで見たいという方がおられましたら、担当営業までお声をかけていただければ幸いで御座います。

     さて、またまたここで感謝しなければならない方々がおります。もう皆さんお分かりかと思いますが、社員の奥さんと家内であります。ゴールで迎えてくれる人がいるって嬉しいものですね。思わず「続けて良かったなぁ」と思いました。「由枝さん、裕美子ありがとう」・・・・皆さんいかが感じられたでしょうか。

    来年こそは私とウォーキングを通して共に人生を楽しみたい方のご応募お待ちしております。まだまだこれから59歳、元気にがんばります。ここで例の如く、若い方々に「人生を楽しむこつ」の3つのキーワードをご紹介させていただきます。

    1. 仕事も趣味も楽しむよう心がけること。
    2. その思いを長く、永久に持ち続けること。
    3. そして日々何事にも素直に感謝すること。
    以上

    今年も皆様にとって実りある一年でありますことを心より念じております。