月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • 大きな勲章(2008.6)

    コラム

    2008.06.02

    さて、このタイトルは何を意味しているでしょうか。
    木下部長
    実は、私と二人で創業から27年間苦楽を共にして来てくれた木下総務部長が、本年3月で、無事役職定年(60歳)を迎えました。

    我社の定年退職者第一号であります。

    女性にとって27年間勤め上げるということは並大抵のことではなかったと思います。その間、子供さん達の事、ご主人様の事と家庭でやる事は山ほどあったと思います。

    昨日行われた当社社員総会のあいさつの中で、大変感銘を受けた一言がありました。

    「私の療食サービスでの27年間はあっという間の年月でした。勿論、長い会社勤めの間には、山あり谷ありでしたが、ここまで続けてこられたのは会社が好きだったからです。」と胸を張って言っておられました。

    私にとっては、思わず涙のでそうな、正に勲章ものの温かいお言葉でした。

    自らの生活を省みてもやはりそうですが、長く続けるための要件は、なんと言っても先ずは好きである事が大前提かも知れません。そしてそれと同時に大事な事は、何が何でも継続してみせるという根性を持ち合わせている事と、日々改善の努力を惜しまない事でしょう。

    まさしく木下さんはその全てを兼ね備え開花させてきた訳でありまして、当社社員のこれからの大きな手本になる事と思います。

    是非これからも大きな勲章を携えて後輩の指導に勤しんでいただきたいものです。

    つい嬉しくて社内の出来事をご披露させていただきました。


      好きでこそ

        価値ある仕事

            花開く
     
    お粗末さまでした。


  • 中国小旅行記(2008.5)

    コラム

    2008.05.01

    中国女性
    3月末に、仕事で中国三山省へ二泊三日の小旅行に行く機会がありました。久々の海外旅行とあって胸躍る思いで参加してまいりました。

    中国訪問は今回で5回目でありましたが、行く度に近代化が進み、まさしく日本の復興期を彷彿とさせる思いがし、驚きを感じる機会の少なくなかった旅でした。

    今回の旅で特に目に付いた事が二つありましたが、その一つは車の多さであります。

    一見すると日本にいるのではないかと思ってしまう程の車々の洪水状態でありまして、また、その車も日本の昭和30年代に走っていたような車から最新の高級外車まで様々でした。正にそれは中国の富の格差を象徴する現象である事を実感させられました。一方、「まだまだ庶民感覚として車は高嶺の花である事も事実である。」と現地の方が言っていたのも印象的でした。

    二つ目は、ファッション性豊かな女性の服装であります。

    これまた東京の新宿を歩いているかのような錯覚を覚えるような華やかさでありまして、特に目に止まったのがジーンズをはいている女性の多さであります。ジーンズをうまくはきこなし、とてもカッコ良くて、これが中国人かと思わせる雰囲気でありました。

    インターネットが普及したことによって、社会のグローバル化が急速に進み、女性の美意識も万国共通化してきたんだなぁとこれまた驚きでありました。

    行く度にいろいろな発見を感じることができる旅でありますが、時には仕事を忘れ外国を散策する事も大切ではないでしょうか。また行く度にいつも思う事は、


    「中国語を勉強しなくては・・・。」

    「英語を勉強しなくては・・・。」

    ということなのですが・・・・


  • パン教室一日体験(2008.4)

    コラム

    2008.04.01

    パン教室
    宇都宮の閑静な住宅地の一角に私ども某メーカーの営業ウーマンのお母さんが開いておりますパン教室がありまして、先日、一日体験をしてまいりました。

    以前から弊社女子社員が通っておりまして、「社長も参加してみませんか?」と誘われ、軽い気持ちで飛び入り参加した次第であります。

    日曜日に家庭で腕を振るっている手前、何かと料理には自信がありましたが、初めてのパン作りは思いのほか難しく、家庭料理のようには行かない事を痛感いたしました。

    しかしながら、パン生地は自然発酵で思っていたより伸びる事、クリームの泡立ては見た目ほど簡単な肉体労働では無いこと事等々、いろいろな発見をすることが出来、とても楽しい一時を過ごす事が出来ました。

    最終的には、先生曰く「形はいいわよ、美味しければ。」と開講して15年来の教室で初の男性受講者の作品に甘い講評をいただきました。

    人や物の輸送手段が発達して世の中がグローバルになり、私達の周りで残留農薬や産地偽装など様々な食に関する問題が発生しておりますが、我々の御先祖様たちは地場で取れた産物を自分達で調理し、家族全員の空腹を満たして来たわけであります。

    ここで「地産地消」の精神をもう一度考えて見たいと思います。そして手作りの食事を家族全員で食べる幸せを思い起こして行きたいものです。