月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • ええ また雪・・・(2011.3)

    コラム

    2011.02.28

    子供の頃、雪が降ると無性にわくわくして、外に出て雪合戦やそりすべりそして雪だるま作りと夕方まで思いっきり遊びに興じた記憶があります。
    しかし、大人になりますと本ブログのタイトルの如くお荷物に感じられることが多くなって来ます。
    その理由は「雪かき」であります。

    弊社におきましては、お客様を気持ち良くお迎えできるようにするためと、建物の北側に積雪しそのまま根雪になってしまうのを避けるため、平日であれば早朝から社員総出で雪かきをするのが恒例になっておりますが、週末に降られますと夫婦二人の出番と相成るわけであります。

    女房「あらぁ、お父さん天気予報雪マークよぉ。」
    小生「え、何センチ積もると言っている?」
    こんな会話の後で、前日は着替え、タオル、軍手と雪かきセットを準備万端整えてから就寝であります。

    いざ会社に着いてみると、案の定真っ白な銀世界であります。子供の頃であればここで早速雪合戦と相成る訳でありますが、今ではそんな気も起きず、雪かき作業開始であります。

    小生「お母さんそっちからかいて。」
    女房「わかったそうするよ。」
    こんなときは妙に仲良くなるのであります。

    無言で小一時間雪かきをしますと、ぽかぽかと体中から湯気が出て来るようで何とも良い気分です。
    女房「これシェイプアップに良いわね。」
    小生「毎日降ると良いかなぁ。」
    女房「体が持たないわよ。」
    こんな会話も心地良いものであります。

    ここ宇都宮も毎年2~3回は雪が降りますので、少しは慣れているつもりですが、雪国の方に比べたらまだまだ序の口です。でも既に春の足音が聞こえて来ています。今号が掲載される頃には、雪の下から春の息吹が感じられる季節になっていることでしょう。

    という訳で今号は雪を題材にすることができ、その上に夕食のビールのうまさを実感することもでき、自然の移り変わりに感謝であります。

    さてここで一句

    ほっかぶり
    夫婦二人の
    雪景色

    お粗末さまでした。


  • 初市にて(2011.2)

    コラム

    2011.01.31

    あっという間に正月も過ぎ、いよいよ2011年がスタートいたしました。

    遅ればせながら新年明けましておめでとう御座います。本年もどうぞこの「社長コラム」コーナーでお付き合いの程よろしくお願いいたします。

    元来小生は物を書く習慣がなかったものですから、分かりやすい文章になっているかどうか心配ですが、小生の日々の何気ない生活の一コマを題材にしながら、楽しくそして時には社会を風刺することで、自分への戒めと心得、自分の心に素直に今年も書かせていただきたいと思っております。どうぞ日々の生活の箸休めとしてお読みください。

    さて、1月早々新春恒例の「宇都宮の初市」が市中心部の上河原通り周辺で開かれました。小生も毎年「福」を求め縁起物でありますだるまを買って会社の神棚に納めております。沿道には屋台が立ち並び「焼きそば」「たこやき」「やきとり」等々たくさんの出店が軒を連ねておりました。

    その中に一軒、一際人だかりができている屋台を発見しました。いつもながらに好奇心旺盛で、また商売の癖が抜けず「どれどれ」と首を突っ込んでみますと、焼きそば屋の屋台でした。

    極々普通の焼きそば屋と思いきや、看板には「大盛り400円」の文字がデカデカと書いてあります。その下でおやじさんが威勢よくプラスチック容器に山盛りによそっているではありませんか。

    「こりゃすごい、これで400円?」と思わず3つくださいと申し出てしまいました。しかし、よくよく見てみるとプラスチック容器が他より小さいのです。大盛りには違いないが絶対量は同じではありませんか。

    人間の心理として、山盛りに高く詰め込まれる焼きそばを見ていると何か得したような気分になり、ついつい手が出てしまうものであります。でもこれでは、長いおつきあいはできません。

    今年も新年早々から「商売のコツ」の一端を見る思いでありまして、思わず「今年も商売繁盛そしてなんと言っても健康第一・・・・。」と祈る初市でありました。とにもかくにも今年もどうぞお付き合いの程、重ねてお願い致します。

    最後に今後の商売につながるヒントを3つにまとめてみました。

    1.看板(広告)通りの安心、安全な商品を
    2.お手頃価格により
    3.明るく大きな声のあいさつにてご提供すること。

    以上お粗末さまでした。


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