月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第141号-
    ソフトボール大会で会社は燃える!(2016.9)

    コラム

    2016.10.24

    いよいよ食欲の秋、スポーツの秋と秋本番を迎えております。皆さんいかがお過ごしでしょうか。連日暑さが続いておりましたが、すっかり季節は秋バージョンに早変わりで御座います。今号は先日行われたソフトボール大会で久しぶりに会社が燃えに燃えた話をお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


    7月のとある日曜日、私どもの本社がある団地企業対抗ソフトボール大会が、好天の中開催されました。「え、ソフトボール!」懐かしい響きを感じる方もいれば「いや、今はサッカーでしょう」という方もおられ、世代間で大きくスポーツの楽しみ方が違って来たことを実感しております。私はもちろんソフトボール世代であります。よく母に「ごはんだよ、早く帰って来なさい!」と言われるまで毎日田んぼをグラウンドにし、遅くまで遊んだものでありまして、今もその光景を思い出すと母を思い出します。

    そんなこともあり、この大会を知ったとき思わず「よーし、参加しよう」と即決した次第であります。その即決の理由の一つに、もちろん懐かしさもあるのですが、どちらかと言いますと弊社は昨年新人社員(20代)を10名採用したことが大きいと思います。おかげさまで会社は一気に平均年齢が若返り、今ではすっかり活気に満ち溢れておりまして「よーし、この勢いで優勝を狙うぞ」と若さを武器に意気込んだ次第であります。そこで社員から「社長、どうせやるなら選手、応援団全員にユニホームを揃えたらどうでしょうか」というアイデアが出ました。私もこういった意見にはすぐ乗るタイプでありまして、二つ返事で「よし、作ろう」とご覧のようなユニホームを新調した次第であります。

    とにかくやるからには優勝の二文字を目指すことが肝要だと思い、一日の営業会議を半日に短縮し、営業全員をジャージに着替えさせ練習に専念させたのであります。おかげさまで私も童心に戻りバットを振ったり、球を追いかけたりと久しぶりに社員といい汗をかくことが出来ました。結果で御座いますがお恥ずかしい限り22対0という大差で大敗してしまいました。敗因は仕事同様ただ今分析中で御座いまして、わかり次第ご報告させていただきます。
    やってみての感想でありますが、正選手、二軍、大応援団(家族も含め)の総勢43名が参加し、ユニホームの作成、前夜祭、営業会議返上での練習と時間と経費をたくさん使いましたが、それ以上に大会を通して会社が一つにまとまることが出来、一体感を生むことが出来ました。今後の会社運営に活かして行きたいと思います。

    社員「社長、来年も参加するのですか」
    私 「あたりまえだよ、これだけ大敗を喫したのだから来年は絶対勝つぞ」
    社員「わかりました。もっと練習し屈辱を晴らしましょう」と益々会社は燃えているのであります。「そんなに燃えてどうするの?」というお声が聞こえてきそうでありますが、何事も真剣にトライするのが弊社の強みで御座いまして、何やらここで「今後仕事に生かせよ」と天の声が聞こえて来そうであります。頑張ります。ちなみに来年開催日は7月9日(日)でございます。お暇がございましたら是非応援よろしくお願い致します。

    最後に会社のスポーツの意義を3つにまとめました。ご参考になさっていただければ幸いで御座います。今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。
    会社のスポーツの意義
    1. 何と言ってもスポーツを通して会社が一つにまとまることが出来る。
    2. スポーツの楽しさを味わうことができる。

    3. 勝敗は二の次、会社を大いにアピールできる。

  • -第140号-
    心の手紙(2016.8)

    コラム

    2016.07.26

    「風薫る5月となり大変過ごしやすい季節となりました。いつもお世話になりありがとうございます。」先日、あるベテラン社員の奥さまからこんな書き出しの手紙を頂きました。今号はそんな手紙に纏わる話を交えながら、私の事業観と言いましょうか、経営感覚の一端をご披露させていただきます。どうぞ最後までお付き合い下さい。

    この手紙を頂いたのには訳があります。弊社はここ2年程前から社員の誕生日にデコレーションケーキを送る事にしておりまして、この手紙はその御礼なのであります。手紙の中には、ベテラン社員が子供さんといっしょにケーキを前に仲良く写っている写真が同封されておりまして、私はこの手紙をもらった時、思わず社員から最高のプレゼントをもらったような気が致しました。

    このケーキ配布までにはいろいろ訳があります。それは、以前弊社は社員の退社時間がすこぶる遅く、皆夜8時9時は当たり前の世界で仕事をしてくれていました。今考えますと、良くやってくれたものだと感心するところであります。推し測るに、当時は、当然自宅で誕生祝をする社員はほとんどおらず、さびしい誕生日だったと思います。そんな光景を想像する度に、心悩ませておりました。これは何とかしないと、いつか社員は疲弊し、長く働くどころか、皆辞めていってしまうのではないかと真剣に考えていました。

    そこで考えついたのが、週の中間であります水曜日をまずNO残業デーにする案でした。早々社員に相談してみたところ「やってみましょう」と皆快く承諾してくれました。当初は中々足並みがそろわず難儀しましたが、やっていくうちに徐々に浸透し始め、今ではすっかり定時退社で帰れるようになりました。何事もそうですが、本気になればできるものなのですね。今期はそれに乗じて金曜日もNO残業デーにしようと全員で奮闘しているところであります。

    本来このケーキ企画、社員に対する罪滅ぼしでスタートした計画ではありましたが、今ではすっかり定着し、単純に会社が社員の誕生を祝うという意味で実施されております。社員の希望した日にあまーいケーキが届く、こんな一日が一回ぐらいあってもいいのではないでしょうか。ご覧のベテラン社員一家のようにお父さん、お母さんの存在感が増し、子供に自慢の出来る一日になればこの上ない喜びであります。

    最後に私が会社を経営するにあたって大切にしている「大切五箇条」をご披露させていただき結びとします。
    一、社員を大切にすること。
    一、弊社パートナー企業の社員を大切にすること。
    一、お客様を大切にすること。
    一、地域の方々を大切にすること。
    一、家族を大切にすること。
    以上でございます。今号はちょっと硬い話になりましたがどちらにしても身近な人から幸せにできる会社作りを目指して経営に当たって行きたいと思っております。

    最後にまたまたこんな声が聞こえて来そうであります。
    女房「ねぇお父さん、我が家はいつケーキ届くのかしら?」
    私「・・・・」
    今号も最後まで読んでいただきありがとうございました。



  • -第139号-
    盛り上がったアトラクション(2016.7)

    コラム

    2016.06.30

    弊社、最大イベントであります社員総会が今年も桜咲き誇る4月、本社において開催されました。今号は社員総会後のアトラクションの模様をお送りいたします。最後までお付き合いください。

    ご覧の写真はアトラクションで社員がバンド仲間と歌を披露しているところであります。歌って演奏しているのは、ご記憶のある方もおられるかと思いますが、以前埼玉県を担当していた石附君であります。「あれ、石附さん」と声をかけたくなるような雰囲気であります。現在は総務部に所属し、事務系の仕事と防災士の資格を活かした営業をしていただいております。

    このコーナーで何度か社員総会の模様をお話しさせていただきましたが、アトラクションの話題は今回が初めてであります。当社では、3年前から各自の目標発表の後に本格的なアトラクションを実施していただいております。第一回は協力会社の社員による和太鼓、第二回は社員の奥様の茶会、そして今回は石附君達による歌とバンド演奏でした。

    「どうしてアトラクション?」と思われた方もおられるかと思いますが、総会はどちらかと言いますと硬い話が中心であります。せっかく社員全員が集まるのですから、少しは余興的なものがあっても良いのではないかと思い企画したのが発端です。それも今ではすっかりイベントの一角を占めるようになりました。

    このアトラクションを企画するにあたっては条件があります。それは先ず基本的に出演者が素人であること、何らかの形で当社に関係した方であること、そして少人数で演技できること、といった条件であります。勿論、総会の予算の範囲内で実施できるものを予定しますので、必然的にギャラと言えるほどの謝礼はお出しして無いのであります。

    企画する側に取りましても、回を重ねる毎に出演者を探すのが困難になって来ておりますので、ここで皆様に御相談が御座います。是非ノーギャラでも良いから出演してみたいという方がおられましたら営業担当者までご一報いただければ幸いで御座います。なんでも結構です。こんな特技があります、グループでこんな事ができますと言ったことで結構です。ちなみに次回は29年4月1日(土)でございます。心よりお待ちしております。

     さて、石附君達でありますが全7曲を歌い上げ、最後にもう1曲アンコールに応え、盛大な拍手の中で終わりました。私もすっかり歌に酔いしれ、1時間程でありますが聞き入ってしまいました。やっぱり生バンドは迫力があって良いですね。中には生演奏を聴くのが初めてという社員もおりまして、大変盛りあがったアトラクションになりました。学びと遊びが両立した有意義な一日になりました。
    石附君、普段は総務の仕事とあって中々目立つことが少ないのでありますが、この日ばかりは一段と光って見え、皆から注目を浴びた一日になりました。「好きこそものの上手なれ」石附君にぴったりの言葉でありました。

    帰宅後女房との会話であります。
    私 「今日の石附君かっこ良かったよねぇ、まさしく石附デーだったなぁ。私、ホラは吹けても、楽器が出来ないのよね」
    女房「お父さん、楽器が出来なくても、ホラが吹ければ上等よ」
    私 「・・・・」
    今号はこんな会話で締めくくりで御座います。最後まで読んでいただきありがとうございました。