月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第115号-
    毎日タロウとサスケに癒されています!(2014.7)

    コラム

    2014.06.30

    「あら、社長還暦にして双子の赤ちゃん生まれたの?」「お元気ね」こんな声が聞こえてきそうでありますが、どちらも犬の名前でありまして、今年1月生後1ヶ月で我が家の一員となった柴犬(写真)のことであります。女房と二人今ではすっかり犬中心の生活をおくっております。今号はそんな犬に纏わる話で御座います。

    私は元来動物好きでありまして、小学生の頃からウサギに始まり犬、猫、小鳥、鶏、ハトなどあらゆる動物を飼っていたこともあり、少しは飼育方法に自信がありましたが、久々に飼ってみると戸惑うことも少なくありません。しかしながら、それ以上に二匹からたくさんの癒しをいただいております。「どうして今更?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、実は現在子供達3人とも無事社会人及び大学生として実家を離れ、今ではすっかり二人の生活が板につき、以前から60歳になったら何か新しいことをやってみたいと言う思いがありまして、いろいろ考えておりました。

    そんな時ある場所で犬談義に花が咲き「そうだ私も犬を飼おう」と思い立ったのが発端であります。早々女房に相談したところ「良いわねえ」と話がとんとん拍子に進み、女房から「どうせ飼うなら犬たちが寂しがらないよう二匹飼わない」などと助言もあり、兄弟二匹共引き受けることと相成った訳であります。

    我が家に来たばかりの時は、まだ生後1ヶ月ということもあり、本当に可愛いかったですね。朝に晩に、会社では見せたことのないようなメロメロ顔をしながら「タロウちゃん」「サスケちゃん」などと毎日戯れておりまして、特に帰宅時、二匹からしっぽを振られて出迎えられた時など、なんとも言えない癒しの瞬間でありまして、思わず頬ずりせざるを得なくなってしまいます。タロウとサスケ、縁あって我が家の一員となりました。これからも精一杯愛情を注いで、二匹から「この家に来て良かったなぁ」と思ってもらえるよう育てていきたいと思う今日この頃であります。

    いやいや失礼しました。その前に肝心な事忘れておりました。社員も同様です。「この社長の下で働いて良かったなぁ」「この会社で働いて良かったなぁ」とこちらもそう言ってもらえるよう一生懸命注力していきたいと思っております。

    皆さんは何か動物を飼われていますか。「これから私も飼って見たいわ」と言う方の為に以下に私流特典をまとめてみましたので是非参考になさって下さい。きっとたくさんの癒しを頂くこと請け合いです。

    動物を飼う特典
    1. 動物を通して優しい心が芽生える。
    2. 規則正しい生活ができる。
    3. 何と言っても心が癒される。
    皆さん是非お勧めします。



  • -第113号-
    元気をもらう(2014.5)

    コラム

    2014.05.01

    今号はいきなり40年前にタイムスリップであります。時を遡ること昭和49年オイルショック時代の話でありまして、巷ではあらゆる店舗からトイレットペーパーが無くなり、人々は日用品の買い占めに右往左往し、皆がアタフタしておりました。私は18歳から20歳まで2年間、東京渋谷区にあります新聞販売店の配達員をしながら、栄養士の専門学校に通っておりました。正に、新聞少年ならぬ「新聞青年」でありました。

    「あらエライはねぇ」と思って頂ける方もいらっしゃるかと思いますが、当時はそれほど珍しいことでもなく、私がお世話になっていた販売店にも、全国から20名近くの学生が集まり、寝起きを共にして日夜頑張っておりました。私は当時、特段苦学していたと言う記憶がありませんが、ただ、親の反対を押し切って家を出た手前どうしても自分で自活しなければならない状況であったし、また、若さも手伝って、なんとしてでも一度は東京で生活をしてみたいという憧れもあった為に、独り立ちすべく頑張っていた次第であります。

    初めての都会暮らしは見るもの聞くものどれもこれも新鮮に見え、毎日が輝いておりました。今考えますと東京での2年間は私にとって勉学より新聞配達員の仕事の方が遥かに多くのことを学ぶことが出来、今この会社を34年経営できているのも当時私なりに学んだ商売の基本と言いましょうか、人の心の機微と言いましょうか、とにかく座学では味わえない実学を肌で学ぶことが出来、実りある2年間でした。当時心配事が少なくなかったにもかかわらず、最後には快く送り出してくれた今は亡き両親に心から感謝であります。

    添付の写真(中央の白いドアの見えている建物)は、当時私が住んでいたアパートの現在の姿でありまして、「すごい所ねぇ。よく住めたわね」と言う声が聞こえてきそうであります。「大病院で栄養相談してみたいなぁ」「早く一人前になって親を安心させたいなぁ」等と夢多き時代でありました。今も時々この場所に来る度に「ヨーシ、明日からまた頑張るぞ」とフツフツと力が湧いてくるのでありまして、私にとっては正にパワースポットであります。

     皆さんはいかがでしょうか。個人的なパワースポットがございますか。たとえお持ちでなくても、時には春の日差しを浴びながら思い出の地に足を運んでみてはいかがでしょうか。もしかすると、何か良いことが起きるかもしれません。今号では私の昔話にお付き合いいただきありがとうございました。歳と共に昔話が多くて恐縮です。次号は発展的な話題をお送りする予定です。どうぞお楽しみに!



  • -第114号-
    「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選ばれる(2014.6)

    コラム

    2014.05.30

    「貴社はたゆまない創意工夫と勤勉な取組により我が国の産業競争力向上と地域経済の発展を支え新しい雇用を創出してこられました(以下省略)」3月3日東京品川プリンスホテルにおきまして、茂木敏充経済産業大臣よりこんな書き出しの表彰状(写真)を頂戴してまいりました。

    この賞は経済産業省が主催した、文字通りがんばる中小企業に与えられる賞であります。大臣はあいさつの中で中小企業・小規模事業者は全国に約380万社あり、そのうちの300社に選ばれたということは約13千分の1社に該当したと言うことでありまして、大変名誉なことでありますとお褒めの言葉を頂きました。

    弊社としましても思いがけない受賞でありまして、少々戸惑いもありましたが、大変名誉なことと素直に受け止めております。今回のこの受賞にあたり、私なりに雇用の創出という点で創業当時から心がけてきたことをご披露申し上げますと、それは一言で言うならば家族的経営の実践ということであります。

    以前日本中の企業がそうであったように、社長も社員も日々一丸となって高度成長期を支えてまいりました。私はその一つに家族的経営の実践があるのではないかと思っております。社長も社員も表裏一体となって、社長の後ろ姿で社員を引っ張り、努力する大切さを肌で教えて来たように思います。

    社長(親)は社員(子供)から常に尊敬され続けなければなりません。その為には何と言っても、社長はその背中で社員に見本を示すことが必要です。まだまだ未完成な私ではありますが、そんなことを日々心掛け、今日まで経営をやって来たことが今回の受賞の一助になったのではないかと思っております。幸いにも中途で辞める社員も少なく、少しは雇用の創出に貢献することができたのではないかと自負しております。大変ありがたいことです。

    今回この受賞に報いる為にも、更に家族的経営を実践し、雇用の創出に勤めて参りたいと思っております。訪問した際にいつも弊社社員を暖かく迎えいれて頂いているお客様に心から感謝しつつ、引き続きご支援・ご指導賜りますようお願い申し上げます。今号は嬉しさのあまりご報告させていただきました。感謝