「こんにちは」「こんにちは」と周囲のあちこちから元気な声が響きわたります。私も思わず大きな声で「こんにちは」「こんにちは」とあいさつを交わすのであります。
皆さんどこでのあいさつ風景だと思われますか?実は4年前から母校(小学校)の評議委員を仰せつかり、時々学校に行って子供たちの授業風景を見学させていただいております。主な役割は先生方と懇談して学校運営について助言することですが、私にとって一番楽しみな時間は、何と言っても給食を食べる時間であります。
可愛い一年生たちが、「野村さん迎えに来ました」とわざわざ校長室まで来てくれるのであります。そして二人で手をつないでいっしょに教室まで行くのです。私など、普段会社で見せたことが無いようなニヤニヤ顔で教室に入るのでありまして、それは社員にはとても想像できない姿と思われます。
そんな子供たちの純真無垢な姿とは裏腹に、大人になると大きく様相が変わってしまうことが往々にしてあるのは何故でしょうか。
以前このコーナーでも書かせていただいたことがありますが、大人のモラルのあり方で、最近私がとても気になる一つにスマートフォン(以下スマホ)の使い方があります。スマホを片手で持ちながら前を見ないで自転車を運転する大人や車を運転しながらスマホをいじっている人など、一歩間違えると大惨事になりかねない光景であります。
「分かっているけど止められない」と言うセリフがありますが、是非我々大人から襟を正していかなければなりません。
私も社員もこれを機に、より一層子供たちの良い見本になれるよう努力していきたいと思っております。また、時間を見つけて皆さんも是非一度母校に行かれてみてはいかがでしょうか。タイムスリップして昔懐かしい思い出がよみがえってくること請け合いです。
そんな思い出に浸りながらニヤニヤして帰ると
女房「今日のお父さんの顔、良いわね。分かるわよ。楽しかった?」
私 「子供たち可愛いなぁ。また行きたいよ」
良い一日でした。子供たちに感謝であります。