月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • 遅蒔きながら家庭菜園デビュー!!(2012.9)

    コラム

    2012.08.30

    園芸用品店での夫婦の会話

    女房「ほら、お父さんこの肥料じゃない?」
    小生「いやいや、本に載っているのはこれだよ」
    女房「このナスの苗、大きくなったら絶対美味しくなりそうね」
    小生「じゃ、ナス、きゅうりとトマトを作ってみようか」

    もう皆さん想像がついたと思いますが、実は小生、今年から遅蒔きながら初めて家庭菜園に挑戦することにいたしました。子供の頃、母親の手伝いで少し収穫を手伝ったことがありましたが、冒頭の会話のように、本格的に畑を耕し肥料をやり、野菜を植えることは初めての経験でありまして、仕事同様、実際にやってみて奥の深さを実感しているところであります。

    あまり自慢のできる事ではありませんが、小生社会人になって以来約40年間ただひたすら仕事一筋の人間でありまして、食べることには人一倍興味があっても野菜を作ってみようなどとは夢にも思っておりませんでした。ところが最近、我が家も三人の子供たちが一人二人と巣立って行き、今では夫婦二人の時間が多くなってまいりました上に、そろそろ還暦に近づいて来て、人間が丸くなったと言いましょうか(自分で言うのもなんですが)要は加齢が原因ですかね。加齢と共に自然と土に愛着を感じるようになり、土いじりが無性にしたくなったと言うことですね。

    それに小生の場合、32年間余寝ても覚めても会社経営の事を考えてきましたので、何事も経営の二文字と関連付けてしまうのでありまして、野菜作りからも沢山の気づきをいただいております。趣味に仕事の内容を絡める事に関しまして、賛否両論御座いましょうが、恒例と思ってお読みいただければ幸いで御座います。

    1.収穫までのストーリーを描いて計画的に作る・・・・・長期ビジョンの経営
    2.土の手入れが基本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土台は理念経営
    3.「美味しくなれ」と願う・・・・・・・・・お客様と社員への思いやり経営

    以上いかがでしょうか。これからもウォーキング、読書同様、家庭菜園からも素直な気持ちで学ぶことが出来ればと思っております。さてその成果はいかに。「収穫編」をお楽しみに。


  • 治療食・介護食専門店宇都宮にオープン(2012.8)

    コラム

    2012.07.30


    この度弊社小売り部門アールエスは、宇都宮市にございます福田屋百貨店FKD宇都宮店1階に治療食・介護食専門店(ケアフーズプラザアールエス)をオープン致しました。

    福田屋FKD宇都宮店はJR宇都宮駅から北へ2km程行ったところに位置するショピングセンターでございます。弊社店舗はその1階食品売り場に隣接し、面積約20坪の店内に800種類余の商品を展示販売しております。

    スタッフも管理栄養士をメインに栄養士、介護食アドバイザー、食生活アドバイザー等の有資格者を配置し、気軽に来店していただけばいつでも美味しい治療食の食べ方を知っていただくことができますし、そのレシピは無料配布いたしております。

    そして更に、管理栄養士からアドバイスを受けることの出来る相談コーナーを用意し、腎臓病・糖尿病・アレルギー・メタボ対策・介護と日々の食事でお困りの方々により一層ご満足いただける専門店を目差しました。まさしく売場面積、品数、サービス内容共々このカテゴリーで国内では珍しい専門店にできたと自負しております。

    今までは本社敷地内にショールームとして営業してまいりましたが、一般の方々にも本格的に治療用特殊食品の良さを知っていただくことを目的として一般のショッピングセンター内に店舗を開設致しました。

    私にとりましては悲願の専門店でありまして、そもそも弊社創業時の昭和56年から既にお客様から
    「入院中は食事管理が出来るが、自宅に帰ったら困る」
    と言う要望が多く寄せられており
    「まず宇都宮に専門店を作りたい」
    と思っておりました。

    そして今回縁あって福田屋百貨店様にお声をかけましたところ、
    「こちらからも是非お願いしたい」
    と言うありがたいお返事を頂戴し、開店の運びと成りました。

    私にすれば正に「念ずれば花開く」の心境であります。そんな意味におきましても是非この事業を成功させ、一人でも多くの方々に食事を通して健康へのサポートができればこの上ない喜びでございます。

    是非、皆様方にも一度足をお運びいただき、ご意見を頂戴できればと思っております。従業員一同、お待ち申しあげております。


  • 父の日(2012.7)

    コラム

    2012.06.29

    先日、一番上の長女娘から1本のメールが届きました。

    「お父さん17日の日曜日家にいる?」とありました。
    「了解」といつもながら短い返答をしておきました。

    以前までは電話が中心でありましたが、いつでも返信できるので今ではメールが中心で頻繁に使っております。
    長女娘は横浜で児童福祉の仕事をしておりまして、休日が必ずしも日曜日ばかりではありません。

    メールをもらった時「こりゃ仕事に行き詰って話を聞いてもらいたいのかなぁ」と思っておりましたが、当日になって「お父さん今日は父の日よね。顔見に来たわよ」と微笑む娘を見て、「最近までお父さんの膝の上で甘えていた娘が、このような気配りが出来るまでになったのかなー」と思えて素直に嬉しさがこみ上げて思わず目頭が熱くなりました。

    また教員志望で、今母校で教員実習中の次女娘も「じゃあ、私はお父さんの為にポテトサラダ作ろうかなー」と私の大好物のポテトサラダを作ってくれました。いつも作る女房の味にはまだまだ至りませんが、これまた素直に美味しかったです。

    それを見ていた長男(高3)も「やはりお父さんの仕事をするのには○○大学の経済学部か○○大学の経営学部に行けないとね」と、こちらも跡継ぎとなる為の進路を模索している様子で、現在猛勉強中であります。

    三人三様それぞれ趣の違った父の日のプレゼントでありましたが、嬉しさがこみ上げてまいりました。1月に父を亡くし現在は長男と3人での暮らしも、来年には長男も巣立って夫婦2人だけの生活になりますが、これからもこのようなイベントを通して家族の絆が深まれば嬉しい限りであり、子供たちには夢・ビジョンを持って社会の一員として羽ばたいてもらいたいと思う一日でありました。

    あまりに嬉しい出来事でしたので、コラムでご紹介させていただきました。そんなことでニヤニヤしていますと、ここで女房の登場であります。

    女房「あらお父さん今日は良かったじゃない。良い子供たちを持って幸せね」
    「これからは2人きりなので私を幸せにしないとだめよ」
    小生「ごもっとも、ごもっとも」で御座います。