月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • 恒例から揚げ大会(2007.6)

    コラム

    2007.06.01

    わが社の恒例行事としてすっかり定着した「から揚げ大会(なんと今回で5回目)」が4月13日(金)本社食堂で開催されました。

    何でから揚げ大会なの?・・・・という方のために、ここで再度趣旨説明させて頂きます。

    弊社にはコールセンターや物流センターでパート勤務者が、現在約60名おります。普段なかなか懇親の機会が持てないこと、また日頃の労をねぎらう意味も込めて、社長の十八番であるから揚げをふるまったらどうかという意見を元にスタートし、好評のうちに現在に至っているというわけです。

    今では普段お世話になっている社外の方々(銀行の方々、税理士さん、システム開発関係の方々)もご招待いたしまして、会社の一大イベントに発展しております。社員分も含めて100人分以上を短時間で作り上げなければなりませんから、まさしく仕事同様段取りが必須であります。

    3年前からは社内の「自称料理の達人」を4名選任いたしまして、2~3日前から準備に入っております。

    4時間以上揚げっ放しで、身も心も油まみれ状態でありますが、皆からの「美味しいよ。」の一言で、ついつい来年の開催を約束してしまいます。会社も時には職役を超えたフランクな気持ちで接すことのできる時間が必要ではないでしょうか。


    (野村武夫式から揚げの作り方)
    前日に鶏肉を適当の大きさに切り、にんにく、こしょうで一日漬け込みます。

    翌日片栗粉をまぶして油で揚げます。

    (特製たれの作り方)
    醤油、胡麻油、酢を適当に混ぜ、葱と青じそは千切りにして混ぜます。
    そのたれを揚げたての熱いから揚げにかけて出来上がりです。是非お試しください。


  • 素直な心と熱意でここまでやってこられた!(2007.5)

    コラム

    2007.05.18

     恥ずかしながら、私は成人するまで本らしき本を読んだことがありませんでした。

    そんな私に本の素晴らしさを教えてくれたのが、松下幸之助氏関係の著作です。現在では、読み終えた本を弊社会議室に保管し、「野村文庫」と称して社員への貸し出しを行なっております。

     私が会社を興して10年目の37歳のときです。ある日、銀行へ決算の報告に行ったのですが、担当者からのいろいろな質問に、中途半端な答えしかできず、苦い思いをしました。その後、こんな状態で本当に今後の経営がうまくできるのだろうかと真剣に悩みました。

     そんな折、地元の商工会議所からのDMで「中小企業大学校」(独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営する中小企業のための人材育成機関)を知り、一念発起して一年コースでその門をたたいたのです。「社員に世間並みの生活をさせるためには、何としても私自身がさらに経営の勉強をしなくてはいけない」と、心の底から感じていました。そこで初めて松下幸之助氏の本と出会い経営理念の大切さを学んだのです。

     それまでは、ただ毎日がつつがなく過ぎればよく、計画性に欠けていました。私自身が、経営に夢やビジョンを全く描いていなかったのです。経営理念の大切さを学んだことを機に、創業十二年目にして初めて経営理念を作りました。その骨子は、松下幸之助氏の経営観の影響を大きく受け、松下氏の理念を共有しています。社是は、『礼儀正しく、「感謝の心」「謙虚な心」「素直な心」』の三つの心です。中でも松下幸之助氏が掲げる「素直な心」は、私自身も特に大切だと感じています。

     今にして省みれば、経営で大切なことは、いかに素直な心で日々仕事に取り組めるかだと思います。お客様の意見を素直に聞く、専門家の意見を素直に聞く、社員の意見を素直に聞く、そして聞くだけではなく、その意見を糧に反省し改善することが大切ではないでしょうか。

  • ジャンボもっちもっち餃子の経過報告(2007.4)

    コラム

    2007.04.02

     療食通信2月号の本コラムにて「野村家の食卓シリーズ」第一弾もっちもっち餃子新発売の経緯について案内させていただきましたが、今回はその後について経過報告させていただきます。

     発売と同時に、追っかけ発売させていただきました冷凍の焼きおにぎりと合せて、地元の新聞や業界誌などマスコミでニュースとしてタイムリーに取り上げていただき、この事業が腎疾患のある方々に少しでもお役に立てる、社会性のあるものである事を改めて実感いたしました。

     そもそも来店(アールエス)のお客様から「ここ宇都宮でしょう。タンパク質を制限した美味しい餃子ないの・・・」との声をいただき「それじゃ作ってみよう。」という事で、女房と二人週末自宅台所に立ち考案にこぎつけたわけであります。まさしく「野村家の食卓」の味でありまして、商品そのものも、デリケートな皮が機械生産に向いておらず、1個1個手作りしたものを提供させていただいております。
    発売開始からほぼ2ヶ月経過し、お客様から、

    「皮がもっちもっちしていて美味しいね。」
    「手作り感があるし、ジューシーで美味しいね。」
    「何も付けなくても美味しく食べられるね。」

    ・・・等々ありがたいお言葉を、頂戴できるようになって来ました。今までは冷凍食品としてメインディッシュになる商品が無かっただけに、お客様方からご評価をいただきつつありまして、私ども企業としてお客様から喜んでいただける、そして感謝していただける喜びをこの事業を通して実感しております。

    現在、第二弾計画進行中で御座います。多くの皆様から「早く見たいね。」「早く食べたいね。」と言っていただけるような商品を提案させていただきたいと思い、社員一同頑張っております。どうかご期待ください。


    もっちもっち餃子  もっともっと食べたい焼おにぎり