月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

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  • 「春ょ来い」(2005.3)

    コラム

    2005.03.01

    山の雪解けが進み、可愛いネコヤナギや福寿草の芽が芽吹いてきており、春の息吹を目で追えるいい季節が到来しました。春は私にとって春夏秋冬の中で一番好きな季節でありますが、世間では受験のシーズンが終わり各自の新しい進路が決まって、卒業そして入学、別れと出会い、悲しみと喜びがめまぐるしく交錯する忙しい時でもあります。
    おかげさまで弊社も3月で24期(24年)の年度を無事終え、新年度を迎えることができそうです。これも偏に24年間私どもを支えていただいたお客様のご愛顧やメーカーの方々のご協力、そして私と苦楽を共にしてくれた社員達の努力結果に他なりません。改めて心から感謝申し上げます。
    今、社会の価値観は大きく多様化し、以前のように大きさだけが美徳といわれる時代は終わりを告げました。これからはそれぞれの会社が、社会から求められている自社の使命とは何かを根本から見つめなおし、経営資源の配分についてより効率的なものを追求して行く必要があると思われます。
    弊社においては、お客様からより一層厚い信頼をいただくために「選択と集中」をキーワードとして配送センター機能を質の面でより充実させるべく、資源投下して行くことを心がけていきたいと思っております。
    また、弊社のキャッチフレーズであります「健康を食する」を永遠のテーマとして、食材に関する的確な情報を発信し続け、少しでも皆様のご要望にお応えできるよう努力して行く所存であります。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。





  • 雪とやさしさ(2005.2)

    コラム

    2005.02.01

    年末の大雪の日、本社のある宇都宮も2回ほど5センチ前後の雪が降りました。今年は天気予報で暖冬、暖冬と言っておりましたが、むしろ暖冬のほうが雪の降る確立が高いのかも知れません。
    子供の頃、雪が降るのが楽しみでよく雪と戯れ、雪合戦、雪だるま作りと遅くまで遊んでいたものです。しかし大人になるにつれいつの間にか楽しさは消滅し、生活上の不便さだけが目立つようになってしまいました。皆さんはいかがでしょうか。
    私は毎日の通勤で宇都宮駅から会社までの3kmをウォーキングしておりますが、歩道の雪かきをきれいにしている所といまだに雪が残っていてアイスバーン状態になっている所がまだら模様になっています。その違いは何かと考えた時、歩道まで雪かきしている所は自分の屋敷同様歩道までも自分の庭の様に手入れ(庭はき)して、いつお客様が来られても安全に歩けるようにという気遣いができるお宅なのでしょう。ウォーキングしている者としては、お宅まで訪問して感謝の気持ちを伝えたい気分です。
    確かに雪かきは重労働です。しかしちょっとした気遣いで、雪道が気分良く歩ける安全歩道になるのです。ヨーシ、年も明けたことですし、新たに気分を変えてまだまだ降るかも知れない雪かき頑張って良い汗かくゾー、運動不足解消にソ―レ、ソーレ・・・・。




  • 良い年へのステップ「念ずれば花ひらく」(2005.1)

    コラム

    2005.01.01

    念ずれば花ひらく
    苦しいとき母はいつも口にしていた
    このことばをわたしもいつのころからとなえるようになった
    わたしの花がふしぎとひとつひとつひらいていった

    この詩は詩人 坂村 真民先生が書かれたものであります。
    「一年の計は元旦にあり。」とよく言われるように、毎年、年頭にいろいろ目標を立て実行しようとするのですが、ついついいつの間にか目標を立てたことすら忘れてしまってほとんど何にもできず一年が終ってしまっているのが実情です。大変お恥ずかしい限りであります。反省の上、今年こそは自分のビジョンを明確にして、具体的な行動計画を立て、そして日々チェックしながら一年を有効に過ごしてみたいと思っております。坂村 真民先生の「念ずれば花ひらく」の詩ではありませんが、夢の実現のためには何事においても目標を達成したときの喜びを常に頭に思い浮かべ、まずは「願う」ことが必要ではないかと思います。大きな目標もさることながらごくごく身近な仕事の目標や家庭の目標を描いて、実りある一年にしたいものです。




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