月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • 社員全員「介護食アドバイザー」資格者です(2012.6)

    コラム

    2012.05.31

    今、小生が本稿を書いている本社事務所の窓外では、桜の木々がほぼ満開に咲き誇っております。その中に一本のしだれ桜があるのですが、これが満開になると、ソメイヨシノよりもピンクに近い色の花を咲かせ、一段と壮観でありまして、見るたびに日本人に生まれて良かったなぁと思える瞬間を体験することができます。来年、機会がありましたら是非一度ご来社され、その体験をご一緒いたしましょう。

    さて桜に纏わる話もさる事ながら、今回は少し自慢話をさせていただきたく、タイトルの如く社員全員「介護食アドバイザー」資格を取得したという話題でスタートいたします。

    もう数年前になりますが、このコラムで私自信が「介護食士」を取得したことを話題にさせていただきました。お客様の所へ訪問する度に、これから必要な資格ではないかという思いが募り、栄養学校に通って取得いたしました。

    そして今回は、お客様によりレベルの高い提案が出来る体制にしたいと言う思いを伝え、社員全員に通信講座と資格試験で取得できる介護食アドバイザー資格の取得を促したところ、快く(内心では、程度の差こそあれ、100%自発的にというわけにはいかなかったと思いますが)全社員でチャレンジすることが出来、おかげさまで見事全員資格取得することが出来ました。

    総務部で営業に関係無く財務関係のデータ入力等をしている社員や、物流部で発注業務を担当している社員も取得しました。良くやってくれたと社員に感謝でいっぱいであります。

    資格取得の難易度はさることながら、社員全員が足並み揃えて資格取得できたのは、弊社ならではの結果ではないかと思っております。

    これからはこの資格を実務に活かし、お客様目線に立った提案が出来るよう全社員で頑張って行きたいと思っております。そして間違いなくこれからやって来る超高齢化社会で、少しでも弊社として皆様のお役に立つことができればこの上ない喜びであります。

    弊社社員を見かけましたら、是非お気軽にお声かけ下さい。社員全員心よりお待ちいたしております。


  • 帰って来た新入社員(2012.5)

    コラム

    2012.04.27

    なにやら意味不明のタイトルでスタートした今号ではありますが、是非最後までお読みいただければ幸いです。

    実は創業当時の昭和60年代(現在から20数年前)に入社し、約11年間在籍し私の片腕として頑張ってくれたY君が、縁あってこの度18年ぶりに職場復帰し再度当社で働いてくれることになりました。
    それがタイトルの由来でありまして、新入社員と言っても、年齢は中年ミドルバリバリ、もしくは人生経験バリバリと言いましょうか、私にとりましては「頼もしい男が帰って来てくれたなぁ」と嬉しさでいっぱいであります。

    ここでちょっと硬い話で恐縮でありますが「魅力ってなんでしょうか?」。
    人の魅力、会社の魅力、商品の魅力等色々な魅力があると思いますが、例えば弊社担当者がうだつの上がらない営業マンで、お客様が魅力を感じていなければ、自然と敬遠され取引が停止になるかもしれません。

    経営も全く同じことでありまして、会社(商品・サービス・人)に魅力があればどんどんお客様が増え繁盛します。
    しかし、反対に魅力が欠如していれば自ずとお客様は遠ざかりしまいには倒産に至ってしまうこともあります。

    社長も又然りでありまして、社員から見て魅力を感じさせる経営手腕を発揮することができれば、この社長について行けば必ず幸せになれると思って頑張ってくれると思います。反対にこの社長何考えているかわからないし将来不安だなぁと思えば辞めて行ってしまいます。

    ここで何を言いたいかと申しますと、もう皆さんお分かりかと思いますが、魅力が無い事を悲しんでいても何の解決にもならないのです。じゃどうすれば魅力ある人間になれるかと言いますと、それは前号のタイトル通り「勉強しなはれ」という松下幸之助の言葉に尽きるのではないでしょうか。

    まず自分を律し将来のビジョンを明確にして素直な気持ちで、人から学び、物から学ぶことが一番の近道ではないでしょうか。結局、魅力は自分で自分なりの物をみつけて身につける以外に方法は無いのです。

    そんなことを考えていますと横から女房の「お父さんまずは私を幸せにしてくれないと三行半だからねぇ」という厳しいお言葉が聞こえて来るのであります。

    現実は厳しいですね。


  • もっと勉強しなはれ!(2012.4)

    コラム

    2012.03.30

    2月のとある日、一泊二日の研修で京都に行って参りました。
    元来人の話を聞くことや人と交わることに興味があるタイプでありまして、喜び勇んで参加した次第であります。
    今号は、勉強する意義とでも言いましょうか、タイトルに纏わる話をさせていただきたいと思います。

    タイトルの「もっと勉強しなはれ!」は、私がもっとも尊敬するパナソニック創業者故松下幸之助氏の言葉であります。
    研修の中でも故松下幸之助氏から「野村さんあなたの経営の志は何でっしゃろ?」と問いかけられた錯覚に陥り、その重さに一人で思わずドキッとしてしまう場面がありました。

    毎日の仕事の中では、安い高い、美味しい不味いなどと、どちらかと言いますとお客様視点での会話に終始しているところでありますが、「志」の一文字はすっかり忘れてしまっているのが現状であります。

    思い起こせば今から32年前、志を得て「社員が2~3人増え、この商売が順調に出来ればいいなぁ」とささやかな夢を抱きながら創業した会社も、おかげさまで売上も順調に伸ばすことが出来、当初の「志」を超える規模に発展することが出来ました。

    これも偏にお客様と社員の頑張りによるものであり、改めて感謝するところであります。
    創業当時の目的が達成された今、この研修に参加して、改めて故松下幸之助氏の「もっと勉強しなはれ!」を問い直す良い機会を与えていただき、これからの目標を再考するきっかけを作ることが出来ました。

    それは下記の「5つの大切にすること」を今以上に発展させ、より一層信頼を頂けるよう努力することではないかと思っております。

    先ずはお客様から療食サービスと取引していて良かったと言っていただけること。そして次に社員からは療食サービスで働いていて良かったと言って頂けること。更には・・・。この「5つの大切にすること」を掲げ、もう一度創業の精神に帰り、経営に精進してみたいと思っております。

    どうか今後とも引き続きご愛顧賜ります様よろしくお願い申し上げます。

    {5つの大切にすること}

    1.お客様を大切にすること
    2.社員を大切にすること
    3.外部協力社員を大切にすること
    4.家族を大切にすること
    5.近隣の方々を大切にすること