月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第173号-
    ​​3000冊​​​​​​​​(2019.5)

    コラム

    2019.05.01

    皆さんこのタイトルをご覧になり、何を連想されましたでしょうか。実は私がこれまでに読んだ本の冊数のことでありまして、我ながらに「まぁ、よく読んだものだなぁ」と感じているところであります。そんなわけで、今号はその本に纏わる話をさせていただきます。最後までお付き合いください。


    私が本格的に本を読み始めたのは、30代後半からでありまして、約30年間かけて3,000冊読んだことになるのでしょうか。年間で100冊、月間で7~8冊と言った具合です。ジャンルはどちらかといいますともっぱら経営本が中心であります。27歳で創業し30代後半まで無我夢中で経営に取り組んできましたが、ある時、自分の勉強不足を痛感し、その答えを得ようとたどり着いたのが本だったのであります。


    「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、文字通り私も「ピンチは最大のチャンスだなぁ」と改めて実感しているところであります。当時「この仕事をするにはこんなことを知っておいた方が良いかな」とか「こんなことを知っているとお客様に喜んでいただけるだろう」と常に問題意識を持ちながら仕事に励んでおりました。そして当時、本からその解決策のヒントを得ることにより、学ぶことの大切さを実感しておりました。


    今振り返ってみますと、人生で一度ぐらい、わき目もふらず一心不乱に勉強する時期があっても良いのではないでしょうか。そんな思いを303,000冊から学ばせていただきました。私にとって本はただただ感謝の一言に尽きるものなのであります。


    これからも新しい本との出会いを楽しみながら4,000冊に向けてチャレンジしていきたいと思います。NHKの「チコちゃんに叱られる!」という人気番組がありますが、その彼女に「偉そうに何言っているのよ!」と叱られそうであります。若い時と違って、最近は状況が一変し、現状は掲載写真の様であり、家内から「お父さん、よだれ垂れているわよ、早く寝たら!」と言われてしまっております。それにもめげず、眠い目をこすりながらも、これからも程々にがんばって行きたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


    今号も夫婦の会話でしめたいと思います。

    私  「最近、歳のせいか、字が見えないのよね」

    女房 「あら、お父さんしょうがないわよ」

    私  「今、はやりの○○○ルーペ買って来たよ」

    女房 「それは良いけど、どうせすぐ寝ちゃうでしょ!」

    お粗末さまでございました。

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