月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • ​​​​​​​​​-第171号-
    キャッシュレス時代(2019.3)

    コラム

    2019.03.01

    私    「スイカでお願いします」

    店員さん 「ピー、レシートです、ありがとうございました」


    皆さんこんな光景もう慣れっこですよね。私も最近支払いはカードで済ませております。「あら、進んでいる」というご意見もあれば「いやいや、遅いわよ」というご意見など、いろいろあろうかと思いますが、今号はキャッシュレス時代と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


    私は通勤に電車を利用しておりまして、そんな時便利なのが駅売店のキヨスクなのであります。何が便利かといいますと、冒頭の会話の様にスイカ一枚で買い物ができることであります。とにかく現金を持たなくても簡単に「ピピピ」と支払ができるのであります。レジに沢山の人が並んだ時はスムーズに事が運び、特に便利さを実感しております。まさしく文明の利器とはこのことを言うのでしょうか。


    私がまだ幼少の頃は、今でも鮮明に覚えておりますが、物々交換という商習慣が横行していました「えぇ、それいつの時代の話!」と驚かれる方もおられるかと思いますが、本当の話なのであります。親から「お酒買ってきて!」と頼まれた時など、お金を持たずに酒屋にお米を持参すると当たり前のようにお酒と交換してくれたのであります。同じように他の商店でも小麦を持参すると、店の商品と交換してくれたのであります。お金を持たずに欲しい物が調達できた良き時代でした。


     当時も正にキャッシュレス時代だった訳ですが、現在の様にカード一枚で買い物ができる時代を誰が想像できたでしょうか。私にとっても隔世の感があります。これからますます世の中が進化し、お金にまつわる環境も大きく変わっていくものと思いますが、いつの時代もお金の価値は変わりません。常にお金の大切さを肝に銘じながら「しまった、買い過ぎた」とならないよう、文明の利器と共に、自分自身も進化して行きたいものだと感じた次第であります。今号はキャッシュレス時代と題しましてお送りいたしました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


    今号も夫婦の会話で閉めたいと思います。

    私  「最近はスイカで買い物しているよ」

    女房 「あら、お父さんすごいわね」

    私  「年の割には進化しているだろう」

    女房 「私はスマホで済んでいるわ」

    お粗末さまでした。