月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第165号-
    ​​今やゴルフより草むしり​​​​​​​(2018.9)

    コラム

    2018.09.01

    昔「野村社長、ナイスショット」 今「お父さん、ナイス!奇麗になったね」

    上記のセリフの中に登場する「ナイス」は、同じナイスでも言葉の重みが違うのであります。私は今やすっかりゴルフから草むしりに転向しております。今号はそんな話題をお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。


    30代、40代の血気盛んな頃「ゴルフもできなきゃ、人付き合いできないよ」と先輩社長達から誘われ、ゴルフを始めました。やると中々面白く、月に23度、多い月には毎週行っていました。しかしながら何か釈然としないのであります。それはそうですよね。平日社員が一生懸命働いている中、やるのですから当然ですよね。ある時「こんなことしている場合では無い」と反省し、それ以来全くクラブを握ることは無くなりました。


    友人から「本当にやめたの」「いつやるの」とお声を頂くのでありますが、全く興味がありません。その代りと言ってはなんですが、実は以前から得意中の得意でありました草むしりに回帰したのであります。ご承知のように草むしりは誰でもすぐでき、それに何よりほとんどお金がかからず、家族から感謝されるのが良いですよね。草むしりは、意外に頭を使う作業でありまして、ただ黙々と無心にやれば良いというものではなく、時間配分を考えながらやるのがコツなのであります。特に今年の夏は暑さ対策で、作業効率を上げるのに苦心致しました。


    「ダイエットに良いのよね」などと悠長に構えていたのでは、瞬く間に脱水症状を起こしてしまいます。女房も時々「お父さん、あまり根を詰めると熱中症になるわよ」と気遣ってくれるのでありますが、これが意外と途中でやめるのができなくなってしまうものであります。今年の殺人的な暑さには特に難儀しました。そんな夏場でありましたが、私にとりまして草むしりは、趣味と実益を兼ね備えた一挙両得の世界なのであります。


    これからも自治会で、会社で、そして我が家でと、体力の続く限り「継続は力なり」で頑張っていきたいと思います。皆さん、草むしりで良い汗かいてみませんか。今号も最後まで読んでいただき有難うございました。


    そして、夫婦の会話で閉めたいと思います。

    私  「お母さん、きれいになっただろう」

    女房 「わぁ、とってもきれいになったねぇ」

    私  「夢中になって水分補給忘れた!」

    女房 「お父さん、歳なのだから、倒れたら大変よ、気を付けて!」

    お粗末様で御座います。

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