月刊
社長のコラム
株式会社療食サービス社長のコラム

  • -第144号-
    謙虚さに学ぶ(2016.12)

    コラム

    2016.12.01

    今号は少し堅い話で恐縮でございますが、「謙虚さ」についてお話しをさせていただきたく思います。謙虚さについて学んでみたい方必読で御座います。どうぞ最後までお付き合いください。


    まず「謙虚」について広辞苑で調べてみました。謙虚とは「ひかえめですなおなこと」と書いてありました。ちなみに私の長男の名前が謙一郎と言いまして、同じように謙虚ですなおに育って欲しいという親の願いを込めて付けました。今ではすっかり大人になり「親の心子知らず」といった感がありますが、どこかで親の願いを感じ取ってくれたら良いなぁと思う今日この頃であります。


    いやいや失礼致しました。今号は私の息子の話ではなく、今私どもがお付き合い頂いております方のお話でございました。早速ご紹介させていただきますと、その方は女性で、いくつか会社を経営されておりますバリバリのキャリアウーマンHさんなのであります。彼女は私どもに時々来られ、その時に見せる笑顔がまたとても素敵でありまして魅力たっぷりの女性なのであります。そのHさんはいつも振る舞いが謙虚なのであります。とかく人間、地位が上がって行くと横柄になりがちですが、そのHさんはいつも謙虚なのです。


    まさしく謙虚さを地で行っている方でありまして、とにかく「ひかえめですなお」なのであります。皆さんの中にもこのような方がいらっしゃると思いますが、そういう方って会話していて本当に楽しいし、気持ち良いですよね。だからついつい会話が弾んでしまいます。会話が弾むと話が核心に触れ、気が付いたらお互いに沢山気づきを交換し合っていたということがあると思います。その気づきが知らず知らずのうちに人間を一回りも二回りも大きくさせてくれているような気がいたします。


    このように考えてみますと「謙虚さ」は、お互いにたくさんの気づきを与え、そして得ることで人間関係を良好にし、人間を大きく成長させる好循環のサイクルの様に感じます。皆さんいかがでしょうか。「しかしさ、そういってもなかなかできないよね。皆、生い立ちも違うし、性格も違うから無理だよね」と思われている方、どうぞご安心ください。この読者の皆様に内緒で秘伝をお教えしましょう。それには一寸した努力が必要です。皆さん心の準備はよろしいでしょうか。その答えは、「人の話をじっくり聞くこと」それだけです。至って簡単でしょう。それを日々訓練することで「謙虚さ」が備わること請け合いです。どうか今日からお試しください。吉報をお待ちしております。


    今号は少し堅い話になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。最後に末筆ではございますが、皆様の一年間のご愛顧に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。来年も引き続き皆様にご満足いただけますよう、社員共々頑張って参る所存でございます。ご指導・ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。そして来年が皆様にとって良き一年になりますこと心よりお祈りいたしております。